薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

飯沼の結束力

2015年11月01日 | 日記

一日雨で、冷えましたね~。

昨日は飯沼にある春日大社の例大祭に参加させていただきました。

飯沼に住んで6年目、初めて足を運ぶと・・・。

夕方4時半、宮入りした山車からお囃子が。

 

大学生だった4年間、能楽を習っていたので囃子や舞には惹きつけられます。

日が暮れて提灯が灯ると、山車が美しい舞台に。

囃子に合わせて次々出てくる踊り手。

お囃子も踊り手も交替で9時まで続き、地域固有の伝統文化を伝承してきた飯沼の結束力を感じました。

その陰には様々な努力があったようです。

数十年前に途絶えた時期があり数人の方が復興に尽力され、上宿の方から囃子や踊りを習い、地区の協力で伝承されてきたこと。

また当時は男子しか乗れなかった山車に女子も乗れるようにして担い手を増やしたが、小学生くらいだと女子の方が囃子を覚えるのが早く、男子が気おくれしてやめてしまうこともあったそうです。

でも女子は大人になればお嫁に行ってしまい伝承できないことから、再び男子の育成に力を注ぎ今日に至っているのです。

このお祭りは春日大社の氏子が中心ですが、町会の大切な行事の一つでもあります。

「テントを張り、おでんやモツ煮込みを公民館で作り振る舞うことは、災害時の体制にもつながっている」と町会長さんの言葉を聞き、祭りは地域が一体となるための重要な役割を担っていることを感じました。

町会を支えてこられた方に混じって若い世代や子どもの参加も多く、まさに老若男女が集う場。

この良さを守っていきたい! と心から思ったお祭りでした。

小出市長、保坂議員、塚本議員もいらしてて、町会の方と盛り上がってましたよ~。

 

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