薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

生活相談サポートセンターを訪れて

2015年07月23日 | 日記

今日はこの4月に施行された生活困窮者自立支援法に基づき、市原市から委託を受けた「いちはら生活相談サポートセンター」を訪れました。

これまで制度の狭間におかれてきた「生活保護に至る手前の生活困窮者の人」への支援を行なう所です。

当事者のモチベーションをどう活かして就労につなげるか。

ビジネスマナー、コミュニケーション、生活スタイルの改善から支援し、企業側には仕事の切り出しや働き方の提案をしながら就労に結びつけていくのが、ハローワークとの大きな違いです。

相談に来られた方の問題を見極めることで、支援の仕方が変わってきます。時には軽度の障がいをもっておられることがわかるケースもあり、相談を先につなげていくこともここの役割です。

縦割りで「たらいまわし」にならないよう、ワンストップで受け止めるってことです。

 

センター長の大戸さん(中央)が熱い思いを語って下さいました。

このサポートセンターが担う事業は他にもありますが、それは後日。

午後からは「市原市公共資産マネジメント」の講演会に出席しました。

人口減少社会でインフラ老朽化を今後どのように克服していくかは、市原の課題でもあります。

様々な事例を聞きながら、かつて神戸市が神戸株式会社と呼ばれた企業精神を思い出しました。

市原市も、もっと商売上手にならなあきません。