カウンセラーのコラム

山梨県甲府市でカウンセリングルームを開業している心理カウンセラーの雑文です。

陣内智則

2008年10月09日 | 日記 ・ 雑文
久しぶりに息子(4歳)のことを書いてみよう。我が家の息子は2歳の頃からパソコンに夢中である。食卓に置かれているノートパソコンをまるで“我が物”のように扱って遊んでいる光景は、我が家では決して珍しくない。
パソコン操作に関しては親よりも詳しい面があるくらいで、例えば「Shiftキーを押しながらリンクをクリックすると、別ウインドウで表示される」という機能は、2年ほど前に息子から教わったくらいだ(苦笑)。
一時期はパソコンに付属していたゲーム(ポーカーやビリヤード)にご執心だった彼だが、最近はもっぱらYouTubeの動画にハマっている。

昨晩は夕食後、テレビにかじりついて「巨人×阪神戦」を私は観戦していた(じつは阪神ファンです)。妻はまだ帰宅していなかった。息子はというと、いつものように食卓のパソコンで一人で遊んでいた。
しばらくすると後ろのほうから、ゲラゲラと大笑いする息子の声が聞こえてきた。何を見ているのかと思って覗いてみたら、YouTubeの「陣内智則のコント」だった。陣内は私も好きな芸人の一人で、一時期は「エンタの神様」などもよく観ていたほうだが、それにしても「……(苦笑)」である。
息子がYouTubeで好んで見ている動画は、機関車トーマス→新幹線&電車→ピタゴラ装置→ドミノ倒し→ボウリング&ビリヤード、という変遷をたどってきたが、ここに来てどうやら「お笑いに目覚めてしまった」らしい。

8時頃に妻が帰宅したので、半ば冗談で「息子が将来、“陣内の弟子になりたい!”なんて言い出したらどうする?」という会話を交わした。仮にそのような事態が生じたら、親としては大反対するしかないだろうと思った。
私自身はカウンセラーという収入が不安定な仕事(会社員と比べたら)に従事しているが、「芸人として食っていく」なんて、それとは比べ物にならないくらいにはるかに困難だろう。ゆえに“芸人の道”は選択してほしくないのが親の本音だ。
良し悪しは別にして、「こういうのを“親心”と呼ぶのだろうな」と思ったのだった。

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