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一日も早い回復をお祈りいたします

6/22の放送

2007-06-23 02:26:58 | ラジオ

青春アドベンチャー ラジオの前で
22日の放送。

~沖縄 ちさとさん(おばあさん)とお世話をしている人

「ちさとさん、元気ないけど どうして?」
「はい、・・ゆうきさん。きてくれたんだね。」
「ずっと朝から いたでしょう?
くどうあかねさんの人生相談も(一緒に)聞いたし。
ちさとさん・・、たまには 散歩しない?」
「娘がさー。足に しがみついて 離れないの。こら!離せ!って言ってもねー。」
「えぇ?ちさとさん。」
「夢さー。」「夢??」
「泣いてさー、足にしがみつく夢。
かあちゃん、捨てないで。かあちゃん、捨てないでって。」
「ちさとさん・・。やっぱり娘さん いるんですね。」
「え?誰の?」
「ちさとさん。しっかりしてくださいよ。」
「んー?」
「先生が言ってたでしょ、昔のことを思い出すのは いいことだって。
話してください、昔のこと。」
「何もないさー、昔のことなんか。」
「そうですか・・、じゃあ 散歩しましょう。海にあいにいきましょう。」

(ラジオ) ・・地方を通過した台風ですが 夕方関東地方に・・

「あ~、あの台風 今 東京に向かっているんですね。」


~あやか(中学生の女の子)

こんなに ひどい雨になるとは 思わなかった。
ラジカセが 壊れた。
お母さんが昔から使っていたラジカセ。
「あやか、このラジカセで 一緒に英語を勉強しよう。」
って そうお母さんは言っていた。
私は 修理して欲しくて 街を うろうろしたけど
電気屋さんは あっさり 新しいのを買った方がいいよって 言った。
途中から 雨が強くなって 公園の大きな木の下で 雨宿りした。
小さなビニール傘では ラジカセが濡れてしまう。
私は しゃがんでヨットパーカーの下にラジカセを抱きかかえた。

「お腹痛いの?」
「え?」
見ると 学校帰りの 小さな男の子が立っていた。
「お腹押さえてるから。」
「あ、違うよ。これラジカセ。」 
「カジラセ?」「ううん、ラジカセ。これでカセットやラジオが聞けるの。」
「じいちゃんも ラジオ持ってるよ。」

「そう。あれ?このあいだの ハトの。」
「あ~!あの時の おねえちゃん?」
「ハト・・逃がしちゃったね。」
「でも ちゃんと戻ったよ。」
「そう、良かった。」
「名前なんていうの?」
「やましろたろう。」「私は はやみあやか。」
「その・・、カジラセ大切なの?」←今の子は ラジカセを知らない★
「うん、大切。でも 壊れちゃった。」
「じゃあさ、じいちゃんに直してもらえば いいよ。じいちゃん なんでも直すよ。」
「そっか、じゃあ お願いしようかな。」
「うん。うちねー、あそこだから。」
男の子が指差した場所には いっぱい建っているマンションの隅っこに
ちょこんと残った古い家。
「カジラセ、直るといいね。」
まだ夜には なってないのに あたりが暗くなってきた。

~会社にて
「あ、ゆういちくん、2番に電話。」
「はい。」電話を取って、「あ、どうも。さえきです。いつも お世話になっております。」
(この言い方が もう 超可愛いです☆)
「えぇ、例の。企画書の件ですよね。えぇ、来週中には・・。」

まりこさんの事を 考えていた。
仕事をしていても たえず まりこさんの泣きはらした目を思い出していた。
今朝も まりこさんを待ったけれど 姿を見せなかった。
まりこさんに 会いたかった。
きっと ニュースが気になって しかたないんだろうなー。
ハワイで 行方不明になった元カレ。
まりこさん・・、今 どうしてる?

(この回は なんだか セリフが多いです。3回くらいに分けて書きますね。)





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