ready go! 

一日も早い回復をお祈りいたします

パフューム感想 少しだけ・・。

2007-03-06 01:46:15 | 映画・DVD

パヒューム 観ました。

花粉症のせいか 風邪のせいなのか 分かりませんが 
体調も気分も優れない この時期
この映画は ちょっと辛いです。

内容は いわゆる
「結末は 話さないで下さい・・。」系の 映画なので
感想は 言えない ですよね。
でも、けっこう 映画の予告編や CMで 映像流れてます。
問題のシーン・・が ちょっと話題になったり しましたし。

来週、再来週くらいだったら たくさん感想書いても 大丈夫なんでしょうか?
DVDで観る人も いるなら やっぱり 駄目なのかな~?
分かりませんけど、私は これ見て 色んな事考えてしまいました。
(だから やっぱり そのうち 言いたいです。)

今日は 直接ストーリーの大事な所と 関係無い事の感想だけ・・。

この作品 映画化を 望んでいる人も多かったんだけど、なかなかOKが 出なくて
今回 やっと条件をクリアして 実現したんだそうです。

主人公は あらゆる香りを 嗅ぎ分けられる天才なんだけど
生まれた瞬間から 不幸な状況にあって 孤児として 育ちます。
育った施設?から 革なめしの店の店主に 僅かなお金で 売り飛ばされて
肉体労働の 辛い仕事にも 耐えて 働き続けます。
その頃は 香水とは 無縁の生活なんだけど 彼にとっては いい匂いも悪い匂いも まだ好き嫌いなく 全ての匂いが 好き・・という状態。
(関係ないけど、みんな 子どもの頃って そうだったんじゃないかな・・と思います。無条件に 匂いがあったら 嗅いでしまう・・と思いませんか?)

そのうち 店主に少し認められて 革を 街に売りに行く手伝いを するようになる。
はじめて 華やかな世界を見て(彼の場合 嗅いで) 
「これだったんだ・・。」
と 何かに 衝き動かされるように 彼にとってのターニングポイントになる赤毛の可愛い女性に 惹きつけられて・・。その一時の香りをなんとか 保存したい・・と 思い詰めるようになる。

っていうように お話が進んでいくのですが、
特に 初めのうちは 映像的に 綺麗ではないんです。
ちょっと 気持ち悪くなるぐらい 汚いです。
このあたり 「香水」というタイトルで 観にきた人は いいかげん うんざり・・でしょう。
あの時代(1750年代)のパリの 魚市場
(ここで 主人公は 生まれたのですが・・。)は 
最も汚い場所、最も悪臭のする場所 として 描かれてます。

でも、この映画 ナレーションが すごくいいんです。
その汚い場面も 後で出てくる残酷な場面も
まるで おとぎ話のナレーションのように ちょっと上品に 文学的に
淡々と 説明してくれます。

話し言葉の 非常に少ない主人公の 代わりに。
無口なだけでなく 心の内面も おおよそ人間的な感情のない主人公の代わりに。

これ誰が ナレーションなんだろうな?と思って 後で調べてみましたら
ジョン・ハートという 
エレファント・マンを 演じたベテランの俳優さんでした。

音楽も ベルリン・フィルで(後で知ったんですが。) 後半の美しい 南フランスのグラースという都市も ナレーションと 音楽で 映像だけでなく たいそう美しく描かれています。

実際は ロケ地として パリも グラースも スペインのバルセロナのゴシック地区に 作られたものだそうだけど。

あと 主人公が こだわる女性像として やたら赤毛の綺麗な女の子が 出てきます。
私は まだ原作を読んでいないので ほんとに 赤毛好き・・かどうか 分からないのですが、
ターニングポイントになったのも、最後の運命のひと になったのも 魅力的な赤毛の女の子なんです。
ふだん あんまり赤毛の 美人さんって 出てこない気がしていて、
(どちらかというと ソバカスの 性格美人さん・・という感じ?)
スパイダーマンのヒロインと ラン・ローラ・ラン とかいう映画の ショートボブの女の子 ぐらいだったな・・と思ったら
この映画の監督は ラン・ローラ・ランの監督さんでした。
赤毛は 監督さんの趣味だったのかな~?

日本人には 分からないけど 女っぽい・・というイメージが 赤い髪の毛には あるのかもしれません。ちょっと ドキっとは しますよね、見慣れないことも あって。

それで そのせいかどうか しらないけど 主人公 髪の毛も お好き・・。
でも 女性が好き・・というより ひたすら 香りが好きな人。女の人は その道具・・ぐらいの感じです★ 
人間離れした 嗅覚で 遠くにいても 見つけて 追いかけていく様子は かなりタチの悪いストーカーのよう。
しかも 本人 体臭が無い という設定(・・とても そうは 見えないのですが)のせいか 近くに来ても 気づかれなかったり・・で 獲物を狙う野生動物並みの ハンターぶりをみせます。
女性を狙わなかったら 腕のいい 香水職人・・で終わっていたのに。
実際 前半は そうでしたし。

香水を ためす為の 動作(所作)は 優雅で とても素敵でした。
あのしぐさは ちょっとマネしてみたい です。

CMでも 出てくる 最後の方で
群集の前につれてこられた場面で 芝居がかったポーズを 主人公するのだけど、
それが 少しナイナイの 岡○くんに 見えました。
そして 問題シーン近くで ある言葉を 主人公が 言われるのだけど、
それ間違ってるけど ある意味正しい・・と思いました。

あ~、少し・・と言っていたのに ダラダラと★書いてしまいました。
また 2週間くらいして 落ち着いたら書きたいです。