東京リサーチ日記

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N○T陣営が恐れる儲け過ぎ批判・・・

2009-06-01 00:05:00 | 情報・日記
 2009年6月1日、N○Tを再々編すべきだ・・・そういう声が出かねない。2008年秋以降の世界的な景気後退の影響により、トヨタ自動車を筆頭とした国内の自動車産業が“総崩れ”になったことで、事情が一変した。図らずも6年ぶりにN○T(グループ全体)が、国内上場企業の営業利益で首位に返り咲き、N○Tド○モ(携帯電話事業)が2位になる可能性が濃厚になってきたからである。しかもド○モは2008年ごろから全国1社体制になったばかりである。その状況に水を刺すような感じだ。N○T陣営が一番恐れているのは、儲け過ぎ批判が起きる事だ。しかも電話料金に加算されるユニバーサルサービス料は2009年6月1日現在、1電話番号あたり8円くらいであるが、この料金は通信業界団体に回り、その資金の多くがN○Tに流れているのである。ちなみに、N○T(持ち株会社)が発表したN○Tグループの2009年3月期連結決算は、売上高が前期比2.5%減の10兆4163億円、営業利益は14.9%減の1兆1097億円、純利益は15.2%減の5386億円の減収減益となっているが、減収減益とはいえまだまだ巨額である。営業利益が1兆1097億円もあるのに本当にユニバーサルサービス料の資金が必要なのか?しかもN○Tのリストラはあまり聞かれない。それはさておき、N○Tの司令塔である持ち株会社の三○惺社長は、3ヵ月前の第3四半期決算に引き続き、今回も「相対的にこういう状況になった」と強調せざるをえなかった。ちっとも、嬉しそうではないようである。なぜなら、、「国内最高益の一位と二位を独占」などと妙な目立ち方をしたくないからであり、グループの純利益で約70%以上を稼ぐド○モは、2010年以後の通信業界で鍵を握る“虎の子”なので、なるべく傷をつけたくないからであろう。ド○モを1社体制から地域再分割させたほうが、批判が起きにくくなるのではないのか?1社体制にするなら、ムーバとフォーマを2社に分割させて別会社にさせるとかの方法があるのに、旧郵政省の役人体質の人が考えたような方法では、何の為の民営化なのかわからなくなってしまうであろう。N○T陣営に対し誹謗中傷のような厳しいことを言うがこれはN○Tの為であると言う事をN○T関係者に理解してもらいたい・・・(佐々木和夫)
スルガ銀行
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