2009年5月30日、麻生太郎首相は2009年5月12日夕、来日中のロシアのプーチン首相と首相官邸で会談した。懸案の北方領土問題について、両首脳は日ロ間のこれまでの合意文書などに基づき、「双方が受け入れ可能な方策を模索する作業を加速する」との原則を確認。プーチン首相は会談後の共同記者会見で、2009年7月のイタリアでの主要国首脳会議(サミット)の際に行われる麻生首相とメドべージェフ大統領の会談で、打開に向けて「あらゆるオプションが話し合われる」との見通しを示したそうだ。プーチン首相の発言は、谷内正太郎政府代表が言及した歯舞、色丹、国後3島に択捉島の一部を加えた「3.5島返還」論も、解決方法の選択肢から排除しない考えを示したもののようだ。ただ、プーチン首相から今回、具体的提案はなく、進展を図れるかどうかは7月の首脳会談に委ねられた。平和条約を締結していないことが日ロ関係発展の支障となっており、4島の帰属問題の最終解決を図る必要があるとの認識で一致。アジア太平洋地域での日ロの連携や、経済・エネルギー分野での協力強化でも合意した。麻生首相は会見で「互恵的な協力の進展とともに、領土問題というとげを取り除くことができれば、真のパートナーとしての関係を構築していける」と強調している。返還が実現するものになるか注目される事であろう。また、日ロ首脳会談には出ていないが、ロシア側は経済振興のために日本との鉄道接続を希望していると言われ、領土問題解決に積極的なのかもしれない・・・※この記事は、企業・団体等に対して誹謗・中傷を行ってはいません。正当な活動によって制作しています・・・(佐々木和夫)
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