「喜びの極み」 2019-08-12 00:00:00 | 情報・日記 ２０１９年８月１２日、俳優の千葉真一（当時７４）が２０１３年３月１０日、東京・日本体育大学世田谷キャンパスで行われた同大学の卒業式で特別卒業認定証を授与され、半世紀を経て同大を卒業したのだ。同認定証は、やむを得ない事情で同大を卒業できなかったが、その後、社会で同大の発展と名声を高めた者を対象に新設されたもので、在籍時に１００単位以上を修得していることが原則である。千葉は体操での五輪出場を目指し１９５７年に入学したが、過酷な練習で座骨神経を損傷。医師から１年間の運動禁止を宣告されて夢を絶たれ、その後、東映の第６期ニューフェース合格を機に俳優転身を決意し、１９５９年に中退したのだ。以来ずっと中退を気にしていたというが、同認定証の第１号として卒業が決定。１３０９人の若い卒業生に混じり、本名・前田禎穂（さだほ）の名が書かれた証書を手にした７４歳は「喜びの極み」と大感激であった。２０１９年現在は・・・（井森隆）
