東京リサーチ日記

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大津市で2011年10月、大津市立中学2年の男子生徒が自殺した問題・・・

2016-09-02 00:00:00 | 情報・日記
 2016年9月2日、大津市で2011年10月、市立中学2年の男子生徒(当時13歳)が自殺した問題で、複数の在校生がいじめと自殺との関連性を指摘しながら、市教委が調査を約3週間で打ち切っていたのだ。在校生の情報からは、生徒の自殺前に学校側がいじめに気づく“シグナル”を見逃していた可能性も判明した。真相究明や公表を巡る市教委の消極的対応が厳しい批判を浴びており、いじめ情報に慎重に向き合う姿勢が改めて問われているのだ。いじめは一見「仲良しグループ」とみられる中で起きた。自殺した生徒と加害者とされる同級生らが、互いの家に泊まるなど急速に関係を深めたのは昨年7月ごろ。2学期が始まった9月以降、周囲は彼らの「変化」に気づいた。トイレでの暴行が目撃され、自殺した生徒は買ったばかりの眼鏡を「なくした」り、腹痛を訴えて学校を休んだりするようになったのだ。そのような中で、学校側は2011年9月、自殺した生徒の家族から「息子の金遣いが荒い」と相談を2度受けていたのだ。生徒は2011年夏ごろ、口座から預金を数万円単位で引き出し始め、2011年9月末までに12万円以上を下ろしていたというのだ。これは刑事事件に発展する出来事ではないのか。恐喝されて金使いが荒いのではないのか。しかし、自殺した生徒の父親は2011年10~12月、滋賀県警大津署に被害届の提出を計3回試み、いずれも受理されなかったのだ。副署長は「遺書もなく、犯罪事実の認定に困難な部分があった」と理由を説明しているが、口座から預金を数万円単位で引き出し始め、2011年9月末までに12万円以上を下ろした事については、明らかに刑事事件の可能性が高いのではないのか。被害届は厳密に書かないといけないものではない。不明な点を捜査してほしいから被害届を出そうとしたのに、今回の件は『立件できる見込みがないから捜査できない』というようなもので本末転倒である。まるで、千葉県警のストーカー被害届不受理事件と同じではないのか。これでは警察の信用が低下するのは明らかであるし、学校も同罪である。おかしな社会になったものだ・・・(井森隆)