自著の小説・詩の紹介(巨人戦)

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高木徳一の小説の執筆状況と10作目の『病気ソング(老眼)』(巨人戦)

2010-09-16 14:52:36 | 小説

 今日は。

 今朝の東京葛飾区は大雨でしたが、10時にはピタッと止みました。このまま少雨であれば良いのですが・・。秋が一気に来た感じです。

 ゴーヤの10個位の雄花は雨でしなだれ、憂鬱顔。実の方は大2個、中4個、小6個、受精直後3個は無事。本日が2週目毎の追肥日であるのを買い物後忘れていましたが、これを書き込んでいて思い出しました。中断して、遣ってきます。外階段下の化成肥料を握って頭を上げ、ゴンと、目が覚めました。

1.政治・経済

  民主党代表に菅氏が小沢氏を大差で破って再選されましたね。地方票のポイントでは大差ですが、国会議員票では伯仲で、得票数では1.5倍とのこと。当然、挙党体制と適材適所の人事で、日本を元気に! 若者に夢や希望を、老人には安心を! 全力で当たり、庶民宰相として歴史に名誉な足跡を残して欲しい。

 早速、1ドル82円の円高に日本政府が外国と協調せず、独自に介入して、円を売ってドル買いで、円安の85円台にしました。株価も大幅にアップして9200円台から9500円台に。今後も為替相場に目を光らせ、日銀と相談して、経済の舵取りをお願いします。

2.社会

  16日の朝日新聞によると、ドイツの小学生達が6年前に絵や手紙を書いてビンに入れ、800個を自国の船から世界中の海に投げ込んで貰ったそうです。その内2年後位に1個の返事が、今回東シナ海から流したビンが6年後に日本の鳥島で自衛隊員が拾い、ドイツ語を必死に訳し、縫いぐるみなどのプレゼント付きで英語で返信したところ、現地は喜びで大騒ぎだったそうです。血生臭い殺人事件が日々報道される中、ほのぼのとした出来事に胸が明るくなりました。

3.医学(再生医療)

  京大中山教授らのiPS細胞の発表以来、種々の臓器再生が動物、人で取り組まれていますね。難病で辛い思いをしている人達が一日も早く、その恩恵を受ける日が来る事を祈っております。臓器移植はドナーが極端に少ないので。

 私は千葉大薬学部薬学研究科を修了して、山之内製薬の現薬理研究所に入りました。脳の研究がしたかったのですが、中枢系の研究員が3人でしたので、1人しかいない消化器系に回されました。そこで、局麻剤、制吐剤、胃腸運動亢進剤の開発に失敗し、胃・十二指腸潰瘍治療剤の研究に向いました。プロスタグランジン誘導体では副作用の下痢で失敗しましたが、入社7年目にヒスタミンH2遮断剤で胃酸を強力に抑制するファモチジン(商品名:ガスター)を見付け、先行発売されているシメチジン(商品名:タガメット)、ラニチジン(ザンタック)より少量で有効で、副作用も少なく、また国内初のH2遮断剤だったので、医療界で大好評でした。その後、更に強力な酸抑制を示すプロトンポンプ遮断の抗潰瘍剤の研究に着手しましたが、中々見付からず、1年後には開発部への異動になり、ガスターの適応症追加の胃炎や消化管出血の臨床開発に従事しました。もしも、脳の研究に従事していたら、脳の薬を世に出していたか、もしくは何も見付けずに定年を迎えていたかも知れません。人生は、その時々の環境や境遇が大きく物をいいますね。この時の開発の裏話を土台とした小説を3作目『生かされて華開くー世界的新薬の裏窓ー』として出版しております。その後、国際開発部(アジア担当)、中国へ研修部長として出向したりして、6年前に無事に定年を迎えることが出来ました。これまでの人生経験や見聞を基にした小説を出版し、読んで頂き、人生は色々あるな、生きているのは見捨てたものではないな、生ある限り生きてみようや、苦あれば楽あれだと一人でも思って下されば、作者冥利に尽きます。

4.スポーツ(巨人戦)

  プロ野球はセパ共に、順位争いが激烈を極め、目が離せません。15日現在、巨人(残り試合15)は71勝57敗1分で第2位。首位の中日(残り試合10)に2.5差、3位阪神(残り試合17)に1差。今後、巨人は苦手とする中日との直接対決はない。果たして、最後に笑うものは・・。セ優勝は・・、CSの優勝は・・、日本一は・・。このところ、巨人の先発投手陣は少しはましに、また打撃陣も徐々に上向き。応援している長野外野手はラミレス、松本、高橋選手に先発を譲り、このところの出番が無い。9月に入ってから安打が途絶えた。現在は打率0.28前後、18本塁打で、新人王を是非取って貰いたいが、最終コーナーで出番が無いのはやや不利。代打の際は、全力で! フレー フレー ジャイアンツ!

5. 『物書きネット』の閉鎖のお知らせ

  本日、『物書きネット』から本年12月31日を持って、諸般の事情から当該ネットを閉鎖する旨のEメールがありました。作者は無料で掲載出来、閲覧者は無料文や有料文を閲覧出来ました。ここに12作品を掲載しており、その内1作品『ネガの絆ー歌咲くクラス仲間ー』を無料にしました。未だ読んでいらっしゃない方は是非お読み下さい。なお、『でじたる書房』サイトにも無料掲載していますが、こちらの方が少し簡単にアクセス出来ます。即ち、この画面の左上にある『物書きネット』をクリックし、次いで『作家の街』、1棟目、008号室(小説家徳さん)とクリックし、最下段の『次頁』』もクリックして、当該品の『読む』を開けば良いのです。是非、お楽しみ下さい。

6.執筆状況

  16作目の『花風に魅せられて』(100枚、1380円)を『ホンニナル出版』に掲載しました。 自転車競技に熱を入れる親子三代の絆。孫が世界の頂点に立ち、即引退を表明した理由に母親との誓約があった。花風に魅せられて、サイクリングを始めた祖父と父親。競輪選手の道を選んだ父親は紆余曲折のあった結婚にもめげず、ランクアップし、遂にオールスター選手権出場へと。そこに待ち構えていた運命とは。その運命に祖父と嫁は葛藤を抱え込み、翻弄される。二人は如何にして逆境を乗り越えてゆくのか・・

 現在は、このブログに連載致しました『旅愁散文詩』を記念のため、仮題『旅情詩に恋して』として出版予定で、校正中です。

7.『病気ソング』の10作目

         老眼ソング

            (四十五歳発症、七五調)

   一. 会社帰りの     居酒屋で

      グッと飲み干す   金の泡

      お婆ちゃんの    肉豆腐

      心に沁み込む    味がある

      息子夫婦に     指図して

      今宵も客で      大賑わい

  

   二. 差しで語らう     友一人

      悩み相談       口に出る

      最近頭が       痛くなる

      内の親父も      同じ事

      老眼鏡で       スッキリと

      友の言葉が      胸の中

   

   三. 土曜休みに     目の検査

      進んできたと     目の疲れ

      四十五歳では    遅いほう

      新調メガネ      ご利益大

      何処かに頭痛が   素っ飛んだ

      老いもチョッピリ   自覚する