Japan Queen 王座決定トーナメント どちらが勝つか

2011-09-03 07:11:00 | スポーツ
“正道会館の美しき空手家”谷山佳菜子(正道会館東大阪本部)と“ハマのスーパー女子高生”陣内まどか(フォルティス渋谷)が、「J-GIRLS -53kg Japan Queen 王座決定トーナメント」準決勝で対戦する。

 極真会館主催・世界女子空手道選手権大会軽量級(-55kg)を二連覇。その後、昨年8月の『Krush』にて超新鋭のJ-GIRLSバンタム級2位・魅津希とアマチュアマッチで対戦し、判定で下している谷山。普段の職業は看護師だという。

「人工透析のクリニックで朝8時から夕方の6時まで働いています。透析看護業務と、注射や点滴などの外来診察補助を行っています。練習は仕事が終わってからの2~3時間。日曜日と、平日に1日お休みがありますが、家で体を休めることにつとめ、ほとんど寝ています(笑)」

 陣内の印象については「試合を見ました! 高校生なのに上手でスゴイなーと思いました」と評し、試合では「蹴って良し、打って良し、動いて良し……その上で効かす、そんな戦いがしたいです。皆さんは陣内選手が勝つと思っているかもしれませんが、それを私がひっくり返します。お姉さんを甘く見ちゃダメですよ!」と抱負を述べた。

 対する陣内はまだ高校3年生で「卒業できる程度に勉強はやっています(笑)。今年はアルバイトも始めたので、色々学ばせてもらっています。まぁ、大変ですけど頑張ってます」と、バイトと学業とキックという三足のわらじを履いている。

 昨年12月の「Wヒロイントーナメント」では主戦場であるバンタム級(53.52kg以下)から体重を上げ、過酷な1DAYトーナメントを勝ち抜いて優勝したことで一皮剥けた感がある陣内。今回対戦する谷山については「パンチ、キック両方とも重くて、当たったら危ないな、と思いました。出入りが早い選手なので、そこは特に注意したいなと思います。自分から前に出ていくようにしたいですね」と評している。

 今回の試合は“ビジュアル対決”というサブテーマも付いているが、陣内は「外見では勝てないので……キックでは勝ちたいと思っているのでよろしくお願いします」と語った。

 この一戦は9月18日(日)東京・新宿FACEで開催される『J-GIRLS 2011 ~Born This Way 3rd~』で行われる。