原発事故を考えれば激安じゃないのか
国の原子力委員会の小委員会は19日、2020年に原発をゼロにした場合、30年までに使用済み核燃料の処理にかかる総費用は7・1兆円との試算結果を公表した。
原発を維持して使用済み燃料の再処理を続ける現行路線を維持する場合は8・1兆~9・7兆円となり、原発ゼロの方が2~3割安くなる結果となった。
今後、シナリオの実現性や施設が立地する地域への影響、核不拡散性なども考慮して議論し、政府のエネルギー・環境会議に複数の選択肢を提示する。
原発をゼロにする場合は、20年までの発電に必要なウラン燃料などのコストが2・1兆円、青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場の廃止に3・6兆円などとしている。
国の原子力委員会の小委員会は19日、2020年に原発をゼロにした場合、30年までに使用済み核燃料の処理にかかる総費用は7・1兆円との試算結果を公表した。
原発を維持して使用済み燃料の再処理を続ける現行路線を維持する場合は8・1兆~9・7兆円となり、原発ゼロの方が2~3割安くなる結果となった。
今後、シナリオの実現性や施設が立地する地域への影響、核不拡散性なども考慮して議論し、政府のエネルギー・環境会議に複数の選択肢を提示する。
原発をゼロにする場合は、20年までの発電に必要なウラン燃料などのコストが2・1兆円、青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場の廃止に3・6兆円などとしている。