TBS「夢の扉+」6月26日(日)#12「革命的ブロックで"最強の壁"を作る」
①何について何をする技術なのか?
・空積の擁壁で高さ5m以下の道路や公園の擁壁あるいは多自然護岸として適用することを基本とします。
・斜面の災害復旧に適用できます。
・ブランチブロックのハニカム構造が流速の低減効果を発揮し、護岸の安定に寄与します。
・特に、壁面部は雑石を積み上げたものであり、写真-1(上)に示すようなブランチブロック(RC二次製品)を水平・鉛直に約1m間隔で据え付けることによって、石積みの一体化によるもたれ擁壁としての土留効果と安定上の補強効果を得るものです。
・自然材料である石の利用と、ブランチブロックの枝材で形成されるハニカム形状としての幾何学性による良質な景観性(写真-1)と植生の組み合わせもあわせて生態系にもやさしい自然調和が確保できます。
②従来はどのような技術で対応していたのか?
・古くは石積み擁壁が使われていましたが、コンクリートによる施工性や仕上がりの均質性により、石積み技術は衰退してきました。
・従来は場所打ちコンクリートによる土留擁壁(重力式擁壁等)が使用され、最近ではジオテキスタイルや鋼製補強材を盛土に敷設した補強土擁壁が使われるようになっています。
・従来は、護岸として石積みやブロック積みが多用されてきましたが、「美しい山河を守る災害復旧基本方針」制定以後は、使用されなくなり、環境保全型ブロック積みが多用されるようになりました。
③公共工事のどこに適用できるのか?
・環境調和に配慮した道路や公園の盛土擁壁あるいは河川護岸として適用することができます。
・壁面材として使用する石材は現地発生材が使用できます。したがって、山間部の斜面崩壊などで石材が豊富に調達できる場合にはこの工法は特に効果的です。
ブランチブロックは、鉄筋コンクリート製の幹材および幹材の前後に3本の枝材が120度の角度で突き出した形状をなすものです。
①何について何をする技術なのか?
・空積の擁壁で高さ5m以下の道路や公園の擁壁あるいは多自然護岸として適用することを基本とします。
・斜面の災害復旧に適用できます。
・ブランチブロックのハニカム構造が流速の低減効果を発揮し、護岸の安定に寄与します。
・特に、壁面部は雑石を積み上げたものであり、写真-1(上)に示すようなブランチブロック(RC二次製品)を水平・鉛直に約1m間隔で据え付けることによって、石積みの一体化によるもたれ擁壁としての土留効果と安定上の補強効果を得るものです。
・自然材料である石の利用と、ブランチブロックの枝材で形成されるハニカム形状としての幾何学性による良質な景観性(写真-1)と植生の組み合わせもあわせて生態系にもやさしい自然調和が確保できます。
②従来はどのような技術で対応していたのか?
・古くは石積み擁壁が使われていましたが、コンクリートによる施工性や仕上がりの均質性により、石積み技術は衰退してきました。
・従来は場所打ちコンクリートによる土留擁壁(重力式擁壁等)が使用され、最近ではジオテキスタイルや鋼製補強材を盛土に敷設した補強土擁壁が使われるようになっています。
・従来は、護岸として石積みやブロック積みが多用されてきましたが、「美しい山河を守る災害復旧基本方針」制定以後は、使用されなくなり、環境保全型ブロック積みが多用されるようになりました。
③公共工事のどこに適用できるのか?
・環境調和に配慮した道路や公園の盛土擁壁あるいは河川護岸として適用することができます。
・壁面材として使用する石材は現地発生材が使用できます。したがって、山間部の斜面崩壊などで石材が豊富に調達できる場合にはこの工法は特に効果的です。
ブランチブロックは、鉄筋コンクリート製の幹材および幹材の前後に3本の枝材が120度の角度で突き出した形状をなすものです。