東京に埋めろ 環境省、汚染がれき最終処分場建設で「福島県内」要請

2011-06-11 19:21:47 | 報道
首都圏の電力だろ がれきの最終処分場は首都圏にすべきだ

環境省、汚染がれき最終処分場建設で「福島県内」要請
 環境省の南川秀樹事務次官は9日、福島県庁で佐藤雄平知事と会談し、福島第1原発事故で汚染されたがれき類の焼却灰などの最終処分場を福島県内に建設するよう要請した。県側は拒否した。
 環境省は月内にも原発から20キロ圏外のがれきなどを一般の焼却場で処分できるよう調整を進めている。燃えがらや灰などを埋め立てる最終処分場が必要になるため、県に打診した。
 処分場が決まるまでは県内の管理型処分場に保管し、燃えがらや排水などの放射線量を測定。焼却施設では排気口や従事者の放射線量も測る。
 佐藤知事は9日夜、取材に「福島県での最終処分はあり得ない。唐突で不快。原子力政策はしっかり国で考えてほしい」と強い口調で述べた。
 南川事務次官は会談後に取材に応じ「(原発推進という)国策の影響で、県民に負担をかけ申し訳なく思っている。ただ、福島県内で起きていることなので、県外に最終処分場を作ることは考えにくい」と説明した。