Tokkoちゃんの気まま日記

感じたままに~ 心のままに~ 好き放題書いてます

母の施設生活一年

2019-04-14 07:50:05 | 母便り
    ボケの花
      名前とは違い、花はとても美しい 


 母の施設入居が決まったのは、2018年2月
3月には入れるだろうから、準備を~と言われたのを思い出す
全てに名前を書き、足りない物を買い足すなどなかなか手間と時間を要した
その間も、おじさんは傍観者を決め込んでいた

 施設に入れば、面会や費用分の記録などは私がしなければならないが
食事の心配も無くなるだろうから、少しは楽になる! と決め込んでいた

 でも実態は全くの逆
施設に入居後、一番の仕事は
それまでおじさんが怠っていた 本人の診察 と言う課題が山積
何処の病院も
「長い間ご本人を診察していません、先ずはご本人をお連れ下さい」
そう言われた
施設からも、家族が付き添って診察をしてからお薬を~~」
だった

 それが一段落すると、代わる代わるに お薬 が切れる
保険証なども全て施設が保管しているので、
施設➡病院➡施設 と行ったり来たりしなければお薬も貰えない
保険証とお薬手帳も保管者が違う
1階で保険証を申請し、2階でお薬手帳
借りてから返すまでに、足掛け二日だと 預かり証 も書く

 そしてこの一年で、インフルエンザ2回・原因不明の痛み・原因不明の熱・肺炎の疑い・この度は疥癬だと連絡が有った
その度に病院に連れて行き、車椅子を迷惑がる開業医がいれば
次の病院を探し、紹介状をお願いし、施設に車の手配を頼み家族が付き添う

 大晦日に発熱した時は、元旦から毎日家族の訪問を要請された
4日は、長蛇の列に並び診察を受けた
施設はなるべく公立の大病院への受診を望む
要望に応えると、病院は一日仕事

 今回の 疥癬 は、私にもうつっている可能性大だ
痒がる母の体を触ってしまった
痩せて免疫が下がっているので、うつっていれば大変な事だ
解るのは、一か月の潜伏期間後との事だ

 主人も、母の手を握ってくれたり下着をズボンに入れてくれたりと母を触っていた
主人が体を痒がるのは、乾燥肌だからだと思っていたが診察が必要かもしれない

 こんな風に振り返ると、もう何年も施設にいるような気がする
これがたった一年だったとはとても思えない
小さな子供が、集団生活になったように
母は、次々と病気を貰う
痩せて小さくなり、目に光も力もない
ボンヤリとして、意識が鮮明ではない感じ
此れほど弱るとは・・・・予想外だった


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