Tokkoちゃんの気まま日記

感じたままに~ 心のままに~ 好き放題書いてます

産まれて死ぬ事

2019-02-22 07:38:42 | 日記
                      この滝は 神庭の滝(かんばのたき)
                   高さ110m 幅20m 西日本でも有数の規模の滝で神々しい
                   シャッタースピードを上げた設定 Tv で撮っています


 人は自分が産まれる瞬間を記憶して無い
死ぬときはどうなんだろう…・・・?
産まれる時,覚えてはいなくても母親が苦しむように赤ちゃんも苦しみながら産まれるんだろうか・・・?

 母の具合がづっと悪い
すっかり弱ってしまった
きっと祖母の様に長生きすると思っていた
今は・・・・このまま弱って行くのではないかと心配だ

 昨日、主人の親戚の人から連絡が有った
親戚と言っても、主人の父の従姉
主人は両親・兄・姉の全員を亡くしている
血の繋がった人はとても少ない

 確かにその親戚の人も、血は繋がっている
「頼れるのは〇〇君、あなただけなの」 と・・・・
しかし以前、入院していると言う連絡で病室を訪れた時も
「何か出来る事は有りますか?必要な物が有れば言って下さい」
と尋ねると
「それは、してくれる人が居るから何も無い」
と仰った

 その時の してくれる人 はどうしたんだろう?
とにかく一度、家を訪ねて来てくれと言う
主人も大変だ
自分の両親は亡くなっているのに、私の母をサポートしてくれている
その上に、親戚の人からの依頼

 結婚もせず、姉妹二人で気儘に過ごして来た
可なり大きな会社の正社員で、年金も問題無いと訊いた
90歳を超えた今、お姉さんは認知症でショートステイの体裁で施設に暮らす
妹さんは、退院後は自宅で過ごしている

 老後の心配が押し寄せて、何度も主人に電話が有った
でも今迄は
「気が向いたら一度家に来てね」
程度だったらしいが、今日はハッキリと
「血の繋がっているのは貴男だけなのよ」
と不安を訴えたと聞く

 上から目線を感じさせる態度の時は
「そんなに親しい人達では無いからなぁ~」
とか
「身内らしい事は何もして貰った事は無い」
と関わらない姿勢だった
最初は、主人にまでお金をチラつかせる様な言動が有った
きっと してくれる人 もそのお金に魅力を感じたのだろう
しかし数年が経ってみると、そのお金も色褪せて来たのかもしれない

 私も、死 は他人事や遠い未来では無くなった
自分にも迫り来る 最後の刻 を思うと
その人の不安や焦りが手に取るように解る

 人は最後まで 業火 を抱えて生きている