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夢音(ゆのん)~風のおるごーる~ atelier JUNON

~想いをかたちにするために~
天然木を使った、オルゴール作家

コツコツと

2025-04-04 21:56:25 | つれづれ


まだまだですが

灯台の部品が基本だけできました。

この小さな柵のようなのが難しいのです。

でもちょっとやってみました。

ふふふ。

そりゃ時間かかりますね。

この後灯台の入り口や、窓を作ります。

これが素晴らしく小さな部品ですので何回失敗しますやら。(笑)

さて、お楽しみ。

本当は灯台の灯りの部分を彫刻して彫り込みたいのですが

目立たない脇役さんにそんなに時間かけてどーする?と言われまして。

でも

かけたい。

時間も手間も思い切りかけたい。

私はそれが実のところ大好きなんです。



美術画廊に舞台を映してのこの8年の間

とても楽しく作って来ました。

どうかその環境が続いて欲しいです。



私はある面ではこだわりがキツくて

気難しいようです。

この前も

「そんなにヒートアップしないでください❢」

と、最近担当してくださってる優しい人を困らせてしまいました。

申し訳ないなぁ。

創作の面で私につよーく言える人は限られてまして。

ガツンと私に言える人です。

私がヒートアップしようが何であろうが負けてないヒートアップ。(笑)

まあそんな人は滅多におられません。

さて

関東より嬉しいハガキも届き

創作ではこだわり強すぎる私も笑顔に。

ありがたいです。



創作に夢中になるとき

楽しくふわふわ

みたいにしたいけど

お絵かきする時はそんな感じなんですね。

でも、木で加工始めますと顔が変わるらしい。

楽しくふわふわじゃ怪我しますからね。(笑)

真剣勝負、みたいになります。

それもまた楽しい事です。


明日も続きの作業。

ワクワクします。





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絵のように

2025-04-04 11:13:29 | つれづれ
よく

旋盤作業も、

絵のように緻密に

と、求められます。

たとえ下絵を描いて

寸法出して

必死に旋盤作業をしても何度かイメージと合わなければ没。

削るうちにこちらの方が滑らかで灯台らしいかなぁと想えば

削りながら修正します。




写真では下寸法と木のオブジェクトは木が大きく見えますがそれは立体だからで

実際には幅も高さも寸法通りなのです。

旋盤で表現する時は時に

絵よりも見た目大きく感じる事も計算に入れて表現します。

人の目は立体を見るとき錯覚を起こします。

2次元の絵の世界では

大体がイメージのまんまなのでとても楽ですけれども

ひとたび3次元構成となりますと

下絵のイメージとはそのとおりにすればかけ離れます。

目の錯覚を計算に入れて

造形はしなくてはなりません。

ただ寸法通り型通り正確に

とやってしまえば、作品はただの構築物になり

表現としては下です。

私はこういう3次元構成にいつも悩み苦しみます。

型を作ったら同じ物はどんどん作れるだろうとみんなに言われるけど

それは違う。

違う樹種を使いますと

色彩や木肌により大きく見えたり小さく見えたりしますから

樹種が変わると微調整しないととんでもないです。

それは違和感に繋がります。

それに小さな窓を付けてリアルに。

よく言われます。

糸鋸の刃を限界まで薄くしてもらい

それでフライス加工をするように切削しないと1ミリ×2ミリくらいの小さな窓の孔は開けられない。

レーザーですれば簡単ですがみんな焦げてしまう。

硬い木はレーザーには向かない。

同じような柔らかい木でレーザー加工すれば

画一的で大量生産の商品になってしまう。

それは嫌なのです。

手仕事の限界に挑戦してこそ作品なので。

まだまだ未熟ですけど

それでも少しずつでも成長したいから

とにかくこんな旋盤でも

デザインを推敲しながらですと半日以上かかることはザラです。

どんなに慣れて習熟しても

木が相手ですから

画期的に速くなる作業はありません。

旋盤の回転数も作業により様々。

刃物を慎重にあてながら切削していく作業は

焦ればとんでもない事になりますから

何回やってもやはり慎重にします。

細かい事を増やせば

何にも出来ない頃の雑な切削よりもなお時間がかかります。

木工をご存知無い方は案外慣れたら早いだろう、半分の時間で出来るだろうと皆さん口を揃えて言われます。

しかし

半分の時間でするのは

大型の3D旋盤を導入して、その3次元図面をコンピューターで入力する他ありません。

何千万もする大型機械の導入すれば初めて

複雑な旋盤作業も自由自在に

同じものを百個でも作ることが出来るわけです。

それはきっと作家の世界では無いのでしょう。

私はそのような世界は作れない。

だからこそコツコツ。

毎日コツコツ。

地味だけど楽しい世界なんです。



理にかなった事は基本。

創作はちょっと理屈からはみ出した世界もあるので困ります。

がんばるけど。



だから普段は

新しいデザインで

毎回どんどん作るんです。

それが一番幸せで

それが一番早いんです。

不思議だけど。

心が楽しくのびのびしていたら

何にも気にすることもない。

私がつまらない事で停滞する時は

きっと同じものを作るほうが楽だと言われちゃうのでしょうね。

それは本当は違うけど。(笑)

その方が楽しくなくて苦しい。

2度としたくないなぁと想うくらいギリギリがんばって作るからですね。(笑)多分。

偶然できちゃった難しい事もある。

あと何回しても失敗したり。(笑)



だからのびのび作ろう。

今の限界をがんばる。

2度としたくないなぁと想うくらいがんばるわけです。

そうしたらその時の一番が作れますね。きっと。

明日は明日の限界。

明後日は明後日の限界までがんばる。

それでいい気がします。

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夢の中の物語

2025-04-04 05:23:13 | つれづれ
夢をよく見る私は

その、夢が

創作のヒントになることがよくあります

長年作りたかった色んな物語の世界

不思議にリアルな物語の夢を見て

そんな不思議な景色を見ることもありますね



今朝方の長い夢の物語

私は旅にでてました

雪が残るような場所

そんな場所で

誰かに案内してもらっていました。

広大な不思議な地形と雪の美しい景色。

温泉が湧いているのか蒸気が。

そんな中に不思議な建物があり

そこはギャラリーでした

展示スペースが2つあって

その1つに展示しませんか?と言われて

雪の無い時期なら。と、黙って考えていました。

途中階段があって

雪が積もって危なかったから

この時期は危ないなあと考えていました。

しかし見たことのない不思議な景色はとても美しく

ギャラリーの横の温泉の湧くところでは

オリジナルの香油の調合をしますよと言われました

私はそこでしゃべる気力も人とコミュニケーションとるのも苦手な青年と会いました。

彼のための調合できますか?

と言うと不思議な調合師さんはあっという間に私のと彼のを調合してくれました。

私は黙って彼にその瓶を渡しました。

キュッと締まる陶器みたいな不思議な容器

私のは花のような甘い香り。

その子のは不思議なそれほど甘くない香りがしました。

彼はその瓶を大切に持ちましたが

雪で滑り温泉の中に落としてしまいました。

私は

あら、ダメだわ

と言うと

調合師さんが笑いながら大丈夫と言いました

地図をくださいましたので私は自分の案内人と彼の3人でその場所に向かいました。

すごく離れた場所に別の温泉が湧いていました。

そこについてしばらく源泉を見てたら

調合された香油瓶が吹き出しました

あら、繋がってた❢

びっくりしましたが

彼はそれをもらって嬉しそうに帰りました。

あの香油をつけるとどうなるの?

そうきくと

少し積極的になれるんだ

と言われました

そうなればいいなぁと想いました。

私も自分の香油を手首に少し塗って見ました。

すると不思議な事に小鳥たちがたくさん寄って来てさえずり始めました。

ここも不思議な森のような景色。

なんて美しいところでしょうと見ていました。

そんな不思議な森の小鳥たちが色とりどりの羽を身にまとい

歌っていました。

私はその温泉の源泉の泉が湧いているからここはあたたかいねえと感動し

ここは泉の森だねと言いました。

不思議な香りの香油は鳥たちを呼び寄せるようでした



そんな物語の夢を見ていました。

最初の雪の積もった不思議な珍しい木々の並ぶ森と

小鳥たちの、森。

不思議な森が2つ夢に出てきたなあと想いました。

またそんな作品作りたい。

そう想いました。



工房の裏山の桜

もうすぐ雪のように工房に花びらが舞います。

降ってくるのです。


谷の里山は桜満開



お地蔵さんの横から道を行けば二本の桜がありますがそれも満開




5月のギャラリーめぐりのチラシやハガキできましたので取りに行った涛音寮も桜が。

春爛漫ですね。


もしかしたら桜が

不思議な夢を見せたのかもしれないです

桜にはそんな妖精がいますから。(笑)




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