近所の同級生のお母さん
ちりめん山椒を母が買ってきたものを
毎月取りに来られる
他にも
近所のおばあちゃんたち。
歳相応に
物忘れ名人にみんななられてまして。
認知症ではないけれど
あれ?今日やったか?
あれ?この前の?
大笑いです。
近くに子供さんたちおられない老老介護のご夫婦とか
同級生は男の人でなかなか仕事忙しく面倒見られないとか。
前は95歳のおばあちゃん毎月来られていて
私は表の石段を上がり下り介助してましたが
家の中で骨折され入院されたまんま。
コロナでお見舞いもままならない。
お年寄りたちの会話を聞いてますと
昔の話
私達が子供の頃の
自分たちが30代の頃の話とか。
人は老いても中身は若いまんまです。
ちょっと忘れるだけ。
嬉しそうに話してる姿見てると
今日作業しながら声が聞こえてきたけど
涙が出てきました。
何かよくわからないけど
ああ
生まれてきて良かった
ありがとう
そう思えてきました。
子供の頃
ご近所のおばちゃん達は
変わり者の私にいつも手を焼いていましたけど
時々叱られてたけど
今では私の手を借りて
階段登ったり
私に計算間違いないか?と、聞きに来たりされる。
かつての変わり者は今では
おばあちゃんたちの話を聞いたり
相づち打ったり
手助けする存在になっちゃったよ。(笑)
変な子って笑われてたけど
今じゃ役に立つみたいですね。(笑)
でも
ちりめん山椒をお店に取りに行くのは遠いし
私が行けるかどうかわからないから
もう今月でやめときますねと言うと
おばあちゃんたちのさみしそうなこと。
胸が塞がる。
泣けてくる。
どうしたらいいのかなあって思ってしまうけど
私
無理だよ。
そう思いました。
ごめんね
ごめんね
おばあちゃん達に言いました。
遊びに来るのはいいか?
それはいいよ。
そう言うと笑顔になりました。
私何で泣くのよ
そう思いました。
何でこんなに涙が出るのかなぁ。
ちりめん山椒
たのしみだったんよ
そう口々に言うおばあちゃん達に
心のなかで
ごめんねえ
ごめんねえ。
そう言いました。
時々何故か
とてもとても涙が出るんです