St. John of the Crossの生き方に憧れて

受洗後、最初に買ったカトリックの本が「愛への道」。相応しい生き方をしてない。彼に倣う生き方が出来るよう心がけたいです。

日記

2014-07-17 15:57:43 | Weblog
0 順番通りのカテキズムの更新のみ。写真は、6/15(日)のコスモス愛知歌会参加の折に撮影。
アントニオーニの映画「情事」を見始める。が、一向進まず。したがって、リチー引用も更新なし。
リチーの「映画のどこをどう読むか」の該当箇所を読む。その中、

“正反対性(両極性)を使って自分の言いたいことをあらわすこのアントニオーニの方法は、幾何学的である。両極端を持つ線があって、われわれはその両端を見るよう求められる。後へ行くほどこの映画は幾何学的な要素でいっぱいになる。背景の一部に見られるバロック風の幾何学的なものとか、青写真や建築用の図面の使用といった見てすぐわかる表現だけではなく、テーマを明確にし、例証し、文学的にあらわすための幾何学的な構図がたくさん使われている。”(p.87)

1 家にあるCDによるクラッシック紹介は2枚。前回踏襲。
「バッハ:ゴルトベルク変奏曲」(ピノック(チェンバロ);アリヒーフ)
「バッハ:パッサカリアとフーガハ短調他」(ヴァルヒャ(チェンバロ);FIC)

2 水曜日はミサ。午後、上郷図書館に詰める。
「ダブリン市民」
“Dubliners”
「カオス力学系入門」(Devaney)
「幾何学入門Ⅰ」(ハーツホーン)
「コンピュータの構成と設計Ⅰ」(ヒル/ピーターソン)
「現代の短歌」(高野公彦編)
を読む。
「現代の短歌」は広汎。
現代短歌を読もうと思う人が真っ先に読むべき本と思う。
氏の鑑賞眼に只管感動。
氏の古典短歌のアンソロジーを検討はじめる。
夏バテか疲れか、本を読みつつ、少し眠ってしまう。
テレビを暫く見てない。もう何週間になるか分からない。昂じて、さっき、母がテレビを点けるのを見て、“テレビって何だったけ?何をする機械だったっけ?”と暫し思案に暮れてしまう。トホホです・・・。

アルスの主任司祭聖ヴィアンネの本「聖ヴィアンネの精神」(モンナン神父)から。変更なし。

“信仰と愛徳によって、御言葉がわれわれの中に住まい給うとき、われわれの霊に注ぎ給う神的光に照らされた知性の徳がある。”
“「心の眼を清めて、真の光に向かって飛翔するには、世のわずらいを軽んじ、身体を抑制し、痛悔の心を抱き、涙を注がねばならない・・・神の賛嘆すべき本質とその無垢なる心理とを黙想し、純なる意向をもって熱心に祈り、神に於いて喜び、天国を熱烈に望まなければならぬ」”
(p.13~14)

4 半年程前に「現代詩手帖」に投稿したけど採られることのなかった詩の紹介。3回目。段々と書き足していきます。一定のレベルに達しない詩ではありますが・・・。

“「昼」 白い小さな指先から 零れ落ちる サラサラした細かい砂 アポロニウスの円筒形 破損した硝子 //振り子細工のように 時を刻んで来た その機械はもう鳴らない //何千もの部品からなる 精密なゼンマイ装置 淀みのない時を刻み 傷みの欠けた歴史を繰り返す 空間の歪み そして 抜けるように広い青空//補正したようにも 補正しようのない 鋭い悔恨 戦禍にも その村は焼け落ちず・・・ 空間が そして 後に時間が後退して 仄かな祈りが・・・ “

まるで中弛みの感。「悔恨を補正する」とはどういうことなのだろうか?祈りが「仄か」も・・・

5 「人間精神の名誉のために」(J.デュドネ著;高橋礼司訳;岩波書店)から、ハミルトンの四元数についての引用。前回の続き。(p.139から部分的に引用)

“これらの規則によって、実際四元数a+bi+cj+dkに対する<絶対値の法則>が成り立つ、実際
(a+bi+cj+dk)(x+yi+zj+tk)
=(ax-by-cz-dt)+(ay+bx+ct-dz)i
 +(az-bt+cx+dy)j+(at+bz-ct-dx)k
(a^2+b^2+c^2+d^2)(x^2+y^2+z^2+t^2)
=(ax-by-cz-dt)^2+(ay+bx+ct-dz)^2
 +(az-bt+cx+dy)^2+(at+bz-ct-dx)^2
となる。実はこの恒等式はすでにオイラーによって発見されていたものである。“

“四元数がたとえば群の線型表現とかリー群の構造の理論などに自然に介入してくることが理解されるのは、19世紀の終わり頃になってである。ハミルトンの時代にはこれらの理論は存在すらしていなかったから当然である。”

“6)非可換結合的多元環と非結合的多元環
これらの理論の源は19世紀の中頃にあって、四元数体のように結合的ではあるが非可換な環または結合法則は満たされないのがその分類であるが、さらに別の公理を追加して限定することが多い。これらは<抽象>群論、リー群論、代数的位相幾何学、関数解析学に介入してくる。“

次の“Varadarajan”に進む予定。

6 “如月に枯れ芒追い月淀む”
「一応作りました」というだけの作ですが・・・。 

7 “1939:The principle of solidarity,also articulated in terms of ”friendship“ or ”social charity“,is a direct demand of human and Christian brotherhood.”
 (from “Catechism of the Catholic Church”)
 
8 “1939:For Christians,as for all who recognize the precise theological meaning of the word ”sin“ ,a change of behavior or mentality or mode of existence is called ”conversion,“ to use the language of the Bible.This conversion specically entails a relationship to God,to the sin committed,to its consequences and hence to one‘s neighbor,either individual or a community.”
(from ”The Companion of the Catechism of the Catholic Chruch“)
 
9 年間第15木曜日福音朗読。マタイによる第11章から。

“「わたしは柔和で謙遜な者だから、わたしのくびきを負い、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたは安らぎを得られる。わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからである。」
-(主のくびきを負い、主に学ぼう。)

†主のお恵みが。
†主に讃美と感謝。

2014年7月17日
                       乗倉寿明記す