派遣社員・ネットカフェ難民の現実。
安部公房氏の短編「カープケチャ」「赤い繭」をコラージュして。
彼が食べているのは、他ならぬ彼の尻尾。
生活の場は、赤い画面を映す繭=ネットカフェ。
己の足先からつぐむ糸によって一夜の宿を確保し、縦に寝る。蛯のように。
つぐまれた糸は、こうして目の前にある。ネット。
所持品は、その先の空間・・・だけ。
映像が果敢なく消えると、一夜あった筈の自己も消える。
朝が来て、バスに乗る。画面に入る様に。
赤い繭と糸だけ、大きな現実の中で次々と産み出されて行く。
夜。二重写しの鏡の現実のもう一方に移る。移れたことを安堵する。
横糸だけが丹念に重ねられて行く。
(貧しいレトリックを使って、しかも、暗い調子、申し訳ないです。
昨日の朝日新聞さんの記事、“椎名林檎さんの「女王」”にinspireされて…)
安部公房氏の短編「カープケチャ」「赤い繭」をコラージュして。
彼が食べているのは、他ならぬ彼の尻尾。
生活の場は、赤い画面を映す繭=ネットカフェ。
己の足先からつぐむ糸によって一夜の宿を確保し、縦に寝る。蛯のように。
つぐまれた糸は、こうして目の前にある。ネット。
所持品は、その先の空間・・・だけ。
映像が果敢なく消えると、一夜あった筈の自己も消える。
朝が来て、バスに乗る。画面に入る様に。
赤い繭と糸だけ、大きな現実の中で次々と産み出されて行く。
夜。二重写しの鏡の現実のもう一方に移る。移れたことを安堵する。
横糸だけが丹念に重ねられて行く。
(貧しいレトリックを使って、しかも、暗い調子、申し訳ないです。
昨日の朝日新聞さんの記事、“椎名林檎さんの「女王」”にinspireされて…)