1 経済について所感を2点。
先ず、インドの新コンセプト・カー、ナノ。救世主になるか?以前、車が行き渡ったなら、“子供に売れ”と提言した。20万円の価格は、それを可能にしたと思う。少なくとも、高校生なら一夏バイトして買うだろう。中学位(自転車が乗りこなせる年齢)まで運転を任せられるかも知れない。勿論、解決すべき問題がある。安全性・交通量・道路・燃料など。何よりクリーン・エネルギーでなければならない。それらを解決する中で、新たな産業・雇用を作ることが出来ると思う。思えば産業の中心が地球を半周して来た。欧州・米国・日本。これからの産業は、中央アジアの時代かも知れない。
一方で2つの経済学。19~20世紀イギリス経済、もっと広く欧州経済の推移と共に出て来たと思う。マルクスとケインズ。マルクスは資本主義が発展する、その歪の中とすると、ケインズはそれが斜陽となる中。ケインズが確率の専門家だったのは、量子力学と同期する。彼の経済学は体系的だ。しかるに、20世紀後半は物性・分子遺伝学の時代。だとすると、産業の生態学/分子産業発展学/産業構造学など、生物学・物性論に近い(前2つが物理・化学に帰着したように、科学史論・テクノロジー史論の上に立った、各論に近い)産業経済学が経済学の中心となるべきではなかったのでは?それから、集合体としての経済全体の動向を予測する。そんな視点であるべきだったのが、確率理論の延長とも言える(言い過ぎ、ごめんなさい)予測理論・ゲーム理論に特化したのが、少なくとも金融に措いて功罪だったのでは?
経済学者=全分野に明るい技術屋。そんなことを考えながら。
最近思うズブの素人の印象、2点です。
先ず、インドの新コンセプト・カー、ナノ。救世主になるか?以前、車が行き渡ったなら、“子供に売れ”と提言した。20万円の価格は、それを可能にしたと思う。少なくとも、高校生なら一夏バイトして買うだろう。中学位(自転車が乗りこなせる年齢)まで運転を任せられるかも知れない。勿論、解決すべき問題がある。安全性・交通量・道路・燃料など。何よりクリーン・エネルギーでなければならない。それらを解決する中で、新たな産業・雇用を作ることが出来ると思う。思えば産業の中心が地球を半周して来た。欧州・米国・日本。これからの産業は、中央アジアの時代かも知れない。
一方で2つの経済学。19~20世紀イギリス経済、もっと広く欧州経済の推移と共に出て来たと思う。マルクスとケインズ。マルクスは資本主義が発展する、その歪の中とすると、ケインズはそれが斜陽となる中。ケインズが確率の専門家だったのは、量子力学と同期する。彼の経済学は体系的だ。しかるに、20世紀後半は物性・分子遺伝学の時代。だとすると、産業の生態学/分子産業発展学/産業構造学など、生物学・物性論に近い(前2つが物理・化学に帰着したように、科学史論・テクノロジー史論の上に立った、各論に近い)産業経済学が経済学の中心となるべきではなかったのでは?それから、集合体としての経済全体の動向を予測する。そんな視点であるべきだったのが、確率理論の延長とも言える(言い過ぎ、ごめんなさい)予測理論・ゲーム理論に特化したのが、少なくとも金融に措いて功罪だったのでは?
経済学者=全分野に明るい技術屋。そんなことを考えながら。
最近思うズブの素人の印象、2点です。