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ＮＨＫ朝の連ドラ「だんだん」をほぼ初めて５分程見る。茶の間風景のカメラアングルが、小津そっくり。人物の演出の仕方も似ている。日本映画の伝統がこんなに受け継がれているんだな、と感慨一入だった。連ドラを評価している人は、是非、小津の映画も見て欲しい。秋に茅野では小津に因んだ映画祭がある。「雲古荘」。奥蓼科の小津の別荘だ。「日記」も必読書と思う。何冊か小津についての本を読んだが、その中で、助監督だった高橋治氏の著作「絢爛たる影絵」（文春文庫）が良かった。