黒じぷたの漂流日記

Withうつ病で暮らしているらしい。

ホルモン&もつ

2015-02-24 18:33:57 | 日記
「池田臓器」と車体に書かれたトラックを見かけた。
いったいなんの会社だろう?と思っていたら、内臓肉を取り扱う卸業者だった。
いわゆる、ホルモン、もつ、レバー、タン、といったやつですね。
正式には「畜産副産物」というらしい。
食肉を生産する過程で出る、内臓、骨、皮などを指す。内臓を食用として処理加工したものは「畜産副生物」という。
(日本畜産副生物協会HPより)
なので、池田さんのところは、畜産副生物業なのですね。
ここ十数年で、もつ焼きとかホルモン焼きとかのお店増えましたものねえ。
もつ関係のところは鮮度の良さをアピールするあまり、生々しい表現を使ったりする。
うちの方には「朝挽きホルモン」って店がある。
その名の通り、その日の朝に解体された牛の臓物を使ってますよ、という意味でしょうね。
他に、「屠󠄀場直送もつ焼き」と言う店もある。これはもうそのまんま。
でもまあ、そのほうが安心して食べられますので良しとしましょう。
あと、日本人より大量に肉を食らう西洋の方々は、はたして内臓肉を食べたりするんだろうか?
と言う疑問がふとわいてきた。
全部粉砕して肉骨粉として家畜のえさにしたり、畑にぶんまいたりしてるんだろうな…
と、思っていたら、さにあらず。
「バラエティミート」とよばれて、結構食べられていたりする。
わかりやすいところでは、タンシチュー、テールスープ、レバーペースト等。
やはり、食べ物を粗末にはしませんね。
それと、ずっと気になっていたのが、ブランド牛の内臓。
「近江牛のレバー」や「神戸牛のハツ」等あれば盛り上がるのではないか?
精肉よりは安くつくだろうし。
調べてみたら、無くはないけど、ないに等しい状態。
業者の方からすると、ホルモンにブランドを気にする客がいない…ていってるけど、そうかなあ?
何か内蔵の流通経路ってとても複雑で、外部の人間がおいそれとは入れない状態…
と言う説もあるけど、こっちじゃないかなあ。
なかなか奥深い、内臓肉の世界であります。
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