「入院してください。最善の治療です。」
医師からの診断。ただし間違っていなければ私が来院したのは「耳鼻科」のはず。
熱っぽいの…等とほざいていたら喉痛、鼻水が加わり感冒フルコース。
他人様の感染を茶化したりしてるから、バチが当たった。
近所の内科は激混みで有名なので敢えて耳鼻科に通院。
ここは多少偏屈な医師ではあるけれど、仕事が早く混まないのが嬉しい医院。
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その耳鼻科の医者が「入院しろ」と私に迫る。
「なぜ?」等と聞き返せないくらいの迫力で。
とはいえ、ここで私が入院しちゃうと職場のシフトが回らなくなるなあ…
別に正社員じゃないから気にする事は無いのだろうけれど。
先日2人退社したばかり。
そうはいっても時間帯によってはスタッフが食事はおろかトイレも行けなくなる。
そうでなくても他のスタッフには迷惑かけっぱなしなのに
これ以上の負担は申し訳ない。
更に入院となれば出費がかさむ。出来るだけお金は使いたくない。
「入院しない方法はないのでしょうか?」涙目で訴える私。
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「食事をしてください。」
実際、固形物を摂取すると物見ごとに嘔吐するので
2日半ほど「㏌ゼリー」的な流動食みたいなのしか摂取していない。
これがよろしくないらしい。
「わあ、食べます食べます」医者の恐喝まがいの指導を受け入れ放免される。
帰宅して早速何か摂取しようと思うが全く食欲が無い。
しばらく考えた末、食パンにクリームチーズを塗りトーストしたものとコーラ
…という子供のおやつ的なメニューに辿り着く。
こんな軽食さえ小1時間かけなければ完食できないほど弱っていた私。
そして次は睡魔に襲われる。
「そういえば俺は1秒でも長く眠っていたかったんだっけ?」
そう思い出し、気を失うように眠り出すのであります。
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