朱鷺色の天使

ソロモンオウムをはじめ沢山の鳥さんとの日々、を綴ります。また、元エホバの証人の2世です。そのネタ投下もします。

病院のヒエラルキー

2013-03-28 21:00:48 | 闘病
病院のなかには、やはりヒエラルキーがあります。もちろん、医師の間でも、クラークの間でも、まあいろんな職業が入り混じっておりますしとにかく複雑。職がちがくても、テクニックの高さやベテランか否かでも違うし、ともかくめんどくさい(本音)・・・そうですよ、そのクソめんどくさいのをうまく把握していないと仕事が上手く行きませんよ。

どんな職業でも、同じだとは思います。けれど医師のプライドや看護師の経歴など把握していないと上手く行きません。一番困るのは患者さんですから、自分がじたばたするしかないですね。じたばたして、怒られながら自分の地位を築くしかないですね。

なんと研修医の地位が低いです。ホント。医師なのにね。仕方ないです。一人前になる為には、通る道ですよ。ヘタすると、ベテランのクラークのほうがずっと上の位置に居たりします。ベテランのクラークは、薬剤をはじめ手術の術式などにも詳しく、手ごわい存在ですよ。実は保険請求などはかなり精通しないとパーフェクトにはいきません。保険が通らなければ、突っ返されます。これをうまい事処理するには相当の経験を積み、お勉強しないといけませんね。

え?私ですか?ヘタレですよ。ええ。それに、請求業務にはほとんどノータッチですし。まあ、精進が足りませんですね、はい。かといって、別のポジションに移りたいですか?と問われても、答えはノーです。なんでかと言われれば・・・まあ、今の仕事が好きです、それだけですね。

そういえば、ドクターの白衣についてなんですが、やっぱりベテランで安心できる医師は、はっきり言って、似合っています。板についているんですよ。ところが、研修医だと、あらら・・・。熟練の技師さんのほうがきちんと似合っています。ちなみに、私もなんと白衣でお仕事しております。はじめは似合わないも何も恥ずかしいぐらいでした。今ではまあまあと信じたいです。たまたま職場に来た家族が、普段の私と違ってきびきびと働いている姿を見てびっくりしたそうで。少しは板に付いたならいいのですが。

たぶん、たくさんのドクターを見てきたから分かるのかもしれませんが、大学病院などに行ってすれ違った医師が「ああ研修医だ」とか直感してしまったりします。辛い勤務ですから、心の中で頑張れ~と言います(笑)

それと面白いのが外科と内科の医師の違いです。これははっきり分かれますね。外科の医師は、さっぱりしています。怒りますよ、おバカをやらかせば。ところが一回怒ると、あとはさらっと接してくれます。後で折りを見て改めて謝ると「あれぇ、そんなことあったかなぁ」・・・思うに、たくさん手術をするわけで、いちいち悩んだりいじいじしたりする暇がないんでしょうね。とにかく今起こっている事態を素早く収めなければ、患者さんの命は救えませんからね。

内科はかなりしつこいです。怒ると結構あとをひきます。覚悟されたし(笑)少ない私のお味噌で考えるに、内科だと外科より時間的余裕があります。もちろん一刻を争う事態もあります、かなり。しかし、検査してみたり、聴診したりとじりじりと病気を絞り込んでいきます。このじりじりがあとをひくのでは?

まあ規格外も(笑)そこは諦めます。上手にお付き合いをします。もめたくないもん。そこのみきわめも大事ですよ。

私は人との係わりが苦手でした。でも、そういうのって鍛えられるもんですね。少しの事では動じなくなりましたから。はじめはたくさん傷ついたけれど、人間・・・しかもプライド高そうな医師が、意外ときさくで、とても気にかけてくれてかわいがってくれる事を知ったら、苦手意識はやがてなくなりました。わざわざ私のために海外旅行のおみやげを買ってきてくれたり、本当に嬉しいし、ありがたいです。

さあ、ひきこもりのあの時期はなんだったんだろうって思います。今、引きこもりの人がこのブログを見ていてくれたなら・・・こう言いたいです。人は、意外と優しいですよ。もし今辛ければ、違う人と接してみてください。それはたとえば心療内科の医師などでもいいですね。自分にあわなければ、変えてしまえばいいんですよ。たくさんの人を知ってみてください。嫌ならその人を避けてしまえばいいじゃないですか。そのうち心が強くなり、きっと一歩進めます。嫌な人も、スルーできるようになりますよ。