容疑者を撮影のフィルム入り…捜査用カメラ紛失

　兵庫県警尼崎南署は２２日、交番勤務の地域２課の男性巡査（２４）が、盗難届の出ている自転車に乗っていたとして、占有離脱物横領容疑で捜査中の女の顔などを撮影したフィルム式カメラ（２４枚撮り）１台を紛失したと発表した。

　同署によると、巡査は１８日午後５時５０分頃、同署１階事務室で、同事件に関する書類を作成。その際、現場や女の顔などを撮影したカメラを、フィルムを入れたまま机の上に置き忘れて交番に戻り、翌日、上司からの指摘を受けて署内を探したが、見つからなかったという。巡査の上司２人が２１日、女に謝罪。県警は今後、巡査らの処分を検討する。

　同署の西本安伸副署長は「写真に写っている方におわびする。今後、個人情報や携行品の適正管理を徹底したい」とコメントした。

　ミスは誰にでもありますがね。