バス運転手が乱暴運転や暴言 乗客全員下車

　今月８日、名古屋市の市バスの運転手が乱暴運転や暴言を吐くなどを繰り返し、怖くなった乗客全員がバスを降りていたことがわかった。交通局は、この運転手の処分を検討しているという。

　問題となっているのは、名古屋市営バスの稲西営業所（名古屋市中村区）に勤める男性運転手（３８）。この運転手は、今月８日、急発進や急加速などの乱暴運転をしたり、「ふざけるな」「やめてやる」などの暴言がマイクを通じて車内に流れていたりしたことで、乗客から苦情が寄せられていた。

　名古屋市交通局によると、運転手は「出発前にきつい口調で行き先を聞かれ、感情が高ぶった」と話しており、当時、乗っていた約１０人の乗客は、運転手の運転や態度に怖くなって、全員降りたという。

　交通局は「お客様に不快な思いをさせて申し訳ない」と話しており、この運転手に対する処分を検討しているという。

　こんなことってあるんですね。