ぼけの花

のらりくらり日々感じたこと。
自分のための記録。

気になる楽器

2018-03-17 14:36:10 | おんがく
先週ルパン聴きに行った際、釘付けになってしまったハモンドオルガン。
席がちょうど鍵盤(弾いてる手元)がよく見える位置だったのでライブ中8割方この楽器に見惚れ、独特の音色に聴き惚れてしまった。
ジャズを聴きに行く経験そんなにないので、PA等エレクトリックなステージ上(←この辺ドシロウト)にある外観が木製のハモンドオルガンは別世界から来たように見えた。
どっちかって言ったら見た目クラシックな楽器でしょ。
名前は知ってたけど、
この楽器はいつ頃出来たのか。
本来どういう使われ方をしていたのか。
キーボードやシンセサイザー、エレクトーンとの違いは何なのか。

…疑問興味がムクムクと湧いてきて、終演後ロビーの物販コーナーにいらっしゃったオルガン奏者の宮川さんに質問してみた。我ながら行動力ある。

この楽器が出始めたのは1900年代半ば頃。
元々はお金持ちのサロンコンサート(自宅での演奏会)とかで使われたり、様々な理由によりパイプオルガンが置けない小さな教会にて演奏されていた。
電子ではない、電気。

…サイン攻めにあってる最中オバちゃんの突然の質問に対して丁寧に答えてくださった。
(ホントすみません(汗)、ありがとうございました)

この後wiki等で自分なりに調べてみたら、お話の通りパイプオルガンが設置できない黒人居住地区の教会に置かれる事が多くゴスペル音楽と共に歩んできた楽器で、このハモンドを身近に感じてきた子供らが大人なってピアノの代わりにジャズやロックで使うようになった…という経緯らしい。
ざっくり言うとモーターでトーンホイールを回転させて鳴らす楽器なので、音量のあるドラムやエレキに対抗できるというのも頷ける。

渋カッコイイ中高年プレイヤーたちの中で唯一お若い宮川さん。
いやー素敵だったなあ。
というわけで来月からルパン part5深夜アニメで始まります。

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