ぼけの花

のらりくらり日々感じたこと。
自分のための記録。

恩師からの便り

2016-05-31 20:25:52 | にっき
帰宅してポストを覗くと一枚のハガキが入っていた。
高校時代の恩師から定年退職したとの連絡だった。
もうそんな歳なのか…

当時4人いた部活の顧問の先生の一人で化学の先生である。
背が小さくてやけに滑舌良く声が通り、そしてなんて説明したらいいかわからないが一癖あるなときっと多くの生徒が思ってたんじゃないかと思う。
申し訳ないが わたしもそう思っていた。
けど部活の顧問となると関係は通常より密になるからね。
その癖は愛すべきキャラだ。

わたしは勉強パッパラパーで高2の2学期中間テストの化学赤点を取り、続く期末テストでも赤点を取ってしまいこの時は先生の目の前で泣いた(笑)。
さすがにマズイと3学期は頑張ったのでお褒めいただいた。
アホな青春の思い出。

そんなアホなわたしが、音楽やりたいけどこんな自分がその道に進んでいいものか自信がなかった時、やれよと背中を押してくれたのはこの先生である。
正直、この人がこんなに押してくれると思ってなかった。
今や遠ざかってしまってるけどこの後押しには本当に感謝している。
苦しみもがく事も多かったけど、でもやっぱり良かった。

最後は自分の母校で定年を迎えられて何よりです。
今は再任用として別の学校で教鞭ふるってるとの事。
何年も会ってないけどアタマ白くなっちゃったかな。
でも相変わらず滑舌いいんだろな(笑)。
健康でいつまでも頑張ってください。

久々に楽器ケース開けるか…
開けてやることしか出来ないけど。