《辛子色の街着》

　お洒落に”マスタードカラーのタウンウェア”と言った方がお似合いの清楚なT嬢を2週かけて描きました。

　終わって表へ出たら雲ひとつない弥生の空。久しぶりに新宿まで1時間歩いて、タウンウォッチングを楽しみました。

　描いていても歩いていても、花粉と黄砂でティッシュが手放せない一日でした。

《さくら今昔》

一ヶ月振りのスケッチ例会は、地元多摩市の〈乞田・貝取ふれあい広場〉でした。園内の各所には植樹して間もない河津桜の若木が満開でしたが、多摩川の支流の乞田川沿いには多摩ニュータウンと共に半世紀余を過ごした染井吉野の古木がまだ硬い蕾を握りしめて、この冬最後の寒風に耐えていました。