ともぞうです。
今日は雨か~
夕刻から、研究発表会があるのですが・・・・
会場行くのに、ビチョ、ビチョになるやん。
さて、先の日曜日に
ガットを張ってくれる人を探している方が居ます
紹介してもいいですか?
ただ、硬く張って欲しいと言ってます。
その方は、良く存じてますし、本気の方なので
Welcome!
ご希望は? Nanogy98を29lbsと強チタンを27で
お願いしたいとの事でした。
とりあえず、ご希望を最大限するのが役目です。
ラケットは3本ありまして2本が29lbsで1本が27lbs
さぁ、やってみるか! Nanogy98を29lbs
タァ~テ糸はあなた~ ヨォ~コ糸はわたし~
バチ~ン わぁ~ やっぱり 切れたゎ
縦糸を29までは出来たのですが、横糸32.8でキューと引くと痛恨のガット切れ~
でご依頼主に連絡 切れちゃいました!
27でお願いしますとの事で、とりあえず、1本張りから2本張りに変更して対応。
ハイテンションの場合で1本張りするより、2本張りの方がガットスレ程度に差があり
上手く張れますが、サイドのテンション落ちは仕方ない点です。
完成しました。しかし頑丈なラケットですね~
さて、もう一本も完成させて 3本目へ
こちらは、強チタン27lbsの1本張りです。
Kunpooのラケットは丸くなりますね、原型に戻るのか心配になりましたが、何とか戻りました。
さて、ご依頼主さんは、凄いパワーヒッターなんですが
ガットがズレるのが、気になるとの事でしたので
面圧をギリギリまで上げる様に張りました、ガットの半殺し仕様です。
これは、引っ張ることで分子の配列を整列させるモノです、一般的に製造段階での
延伸工程が該当するのでしょうかね?
もともと、延伸で整列させているのですが、ナイロンの場合は余尺と言う表現が正しいか
分かりませんが、まだ伸びしろがあります、この分を利用してガットを張ると
面圧が上がると私は思ってます、ただ、ある限界点を超えるとガットは死活します。
何かと言うと、伸縮性を喪失し、シャトルを打った衝撃でガットがズレた場合に
元の位置に戻る性能が失われます、こうなると既にガットは性能を失っており
切れるか伸びきるかになりますね、寿命は短くなりますが
硬く張る時は、ギリギリを狙うのです、これはキャリアと
有る程度の知識が必要かなぁ~と思います、表現は悪いですが私はこれを
ガットの半殺しと呼んでます。(笑)
ながながと、分かり難い話を書きました 失礼しました。
zo