ともぞうです。
報恩感謝・・・やりたい事が出来るのは、周りの方が協力や助けを頂いている事を理解し有難く、感謝の心を忘れずに恩返しを心がける。(ともぞうの理解として)
昨日にて、ご依頼のラケットをいつもの手順の通りに確認しますが
気が付いた点は2つ
1 グリップテープの巻き方の良さです。
これほどの完成度は、正直なところ見た事は無い、時折ショップに依頼する方もおり
見た時には、いい仕事してるなぁ~と思う時もありますが・・・これは完全にプロを超えている完成度です。(笑)
写真を見ると分かります。
グリップエンドからの巻き幅です。
均一の幅ですね。
そもそも、ノギスで測る、俺も、俺だけどね。
しかし、出来栄えは超高レベルですよ。
2 フレーム・クリー二ング
私は、ガットを張り替える前に必ず、マイクロファイバーでラケットを拭取りしながら
ラケットの状態(ヒビ、欠け、グロメット破損)など見ます、これは重要な点です。
それと、ガットを張っている状態では拭き取れない汚れなどを除去する為です。
当然、必ず行う作業なので、ご依頼品も漏れなく拭き上げしていると気が付くのですよ
使用しているラケットフレームには、ほぼ100%シャトルコックの白い塗装痕が残っています。
当然、人により程度に差(多い、少ない)がありますが必ず付着しているものです。
ただ、依頼品には全く無く痕跡もありません。
これは、何を意味しているのか?
あくまでも、想像ですがご依頼者はガットが切れた後にラケットクリーニングをしている可能性があります。
なぜ、凄いのか? 正直なところ、今まで一度も見た事が無いからです。
ご依頼者の方のラケットに施行するは初めてではない為、もしかすると前回見逃しているのかもしれません。
また、そうしている事をご本人に確認した訳でもないので、上手すぎてフレーム当らないだけかも!ありうる
さて、ここからは色々な側面を私なりに想像します。
フレームクリー二ングをする事は、汚れを落とすだけではなく状態も確認している可能性があります。
すなわち、気にしている証拠です≒大切にしている客観的な根拠になります。
また、私のブログや研究ブログも見ているので、お気遣い頂いている可能性もあります。
すなわち、手数が減る分、作業性が良くなる。
これは実は大きいのですね、シャトルのコックの塗装痕は取るのに割りと時間(ブラッシングなど)を要しております。
手順(ラケットチェック)を遵守する為に絶対に拭き上げはしますが、除去する時間がなくなると手間は当然省けます。
これが、意図的なのか偶然か分かりませんし、確認もする事もありません。
なぜなら、報恩感謝だからです。
ガット張りの研究なんて、誰にも頼まれてません、身勝手な個人の趣味だと言われれば
返す言葉もございません。
こんな私の身勝手さを尊重して理解して頂きご支援してくださる方に
ただ、ただ 感謝しかございません、
やはり気付いたことは口頭より後世に残る活字が望ましいです。
これだけ、人類が栄えた大きな功績のひとつは文字の発明と発達ですよね。
文字で残すことで、誰かの役にたつかもしれません。
これも一つ、報恩感謝になるのかもしれませんし、反面で意図せぬ誤解をされ批判の一つになるのかもしれません。
最後に、私にご依頼をされる方は、フレームクリーニングをする必要はございません。
私はクリーニングも一つの恩返しだと思ってます、ご依頼者や道具に対してです。
もちろんご自身が愛着を持って手入れやチェックする為ならば話は別ですし、単なる道具ではなく
きっとパートナーだったり、アミーゴだったりするのですから、用具はもちろん、製造した人達にも
報恩感謝になるでしょう。
ご依頼はVoltric80-E
24lbs
セットアップ
完了
MSG
完了してます~!
木曜日にお持ちしますね~ では!!
ともぞう