何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

静かに叫んで

2022年01月11日 06時13分30秒 | Weblog
普段の僕は何もしないボケーとした存在感の無い奴だ。
ステージで唄い出すと生き生き輝き始める。
僕にビートルズとロックンロールとエレキギターの出会いが無かったら、どんな、人生だったのかなー。
水を得た魚だ、唄うのが好きなんだよなー。
難病のせいで、喋るのは辛いが、唄はまだ唄える。
もちろん、たどたどしいが。


  静かに叫んで

涙流して叫んでた
涙流してわめいてた
大阪にいた頃も
東京に来た頃も

たばこをプカプカふかしてた
気取ってプカプカふかしてた
大阪にいた頃も
東京に来た頃も


性根をくさらせ悩んでた
何していいのか分からなかった
大阪にいた頃も
東京に来た頃も

涙流して叫んでた
涙流してわめいてた
今は今のやり方で
叫んでいればそれでいい

命一つ

2022年01月11日 06時13分30秒 | Weblog
物凄い天文学的な組み合わせから僕たちの命は産まれてきているらしい。
そう言う意味では、産まれて来たと言う事で僕たちみんな勝ち組だ。
まさに、僕たち一人一人の命が奇跡なんだ。
産まれでる命もあれば、消えてしまう膨大な数の命もある、大切に生きなきゃ。

昔、とあるいち青年団が成人式の式典を始めたらしい。
それが今、国の休日になっている。

ひねくれ青年だった僕は、バカバカしくて、行政の式典には出なかった。
二十歳になった事を祝ってもらう意味が分からなかった。


  命一つ

命を捨てて命をひらう
生き続けている限り
凸凹だらけの道を行くんだ
傷付きながら
 この世に一つもらった命
 大切に 育てよう
 この世に一つもらった命
 幸せを 育てよう

未練を捨てて未熟をひらう
まだこれからだよね
イバラの道を突き進むんだ
この身を削っても
 この世に一つもらった命
 大切に 育てよう
 この世に一つもらった命
 幸せを 育てよう