何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

悲しい噓

2022年01月31日 07時27分13秒 | Weblog
竹内君、振込みカンパありがとう。
昨日確認しました。

どんなに綺麗に咲かせた花も、何時かは枯れて茶色になって土に戻る。
綺麗な時は注目を集めるが、枯れ行く花が注目を集める事は無いだろう。
沢山の経験を積み面白おかしく生きてきたことを伝えなきゃ。
歳を取る事を楽しまなきゃ、命を知る事を面白がらなきゃ。
腰を曲げてヨボヨボ歩いてんじゃねー。
死ぬのはみんな一緒なんだから。
胸を張って歳とることを楽しもう。
長く生きてる人は結構いるけど、それでも数は少なくなっている。
まして、治療できない難病患者なんてわずかひとにぎり。
宝くじに当たったようなものだ。
死の恐怖と向き合わなきゃいけないが、ラッキーと言えないことも無い。
その前に昔のことをちょっと書こう。

どちらかと言うと馬鹿がつくほど、僕は基本的に正直だ。
でも嘘をつく。
人を騙したいんじゃなくて、隠したい弱みがあるからだ。
強くなりたい、弱みを見せない男に。
噓を吹き飛ばすほどの、大いなる嘘つきで居たい。



  悲しい噓

噓がばれなきゃそれでいいよね
噓じゃなくなればそれでいいよね
君を笑顔にしつづけたい
その為に僕は産まれてきた

そうさこのままいつかずっと
噓じゃなくなればそれでいいよね
本当にあった事にするために
きっと時間は掛かるだろうけど

噓がばれなきゃそれでいいよね
噓じゃなくなればそれでいいよね
君を笑顔にしつづけたい
その為に僕は産まれてきた


昨日の詩が、気になったので書き換えました。


  涙のクリスマス

クリスマスの夜 涙が流れていた
カーラジオの ボリュウム絞って
電飾で飾られた パーキングエリア 
クリスマスの夜 僕は涙を流していた

クリスマスの夜 涙が流れていた
フロントガラスに積もるせつなさ
恋人達が 幻に見えた
クリスマスの夜 僕は涙を流していた

クリスマスの夜 涙が流れていた
カーラジオの ボリュウム絞って
一人行く道 暗闇に消える
クリスマスの夜 僕は涙を流してた