何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

560日目 銀座・櫛下

2005年10月07日 00時17分01秒 | Weblog
10月 6日

櫛下の楽しいライブを終えて、帰りの新宿駅、深夜12時を過ぎているのに、この人混み。やっぱり東京という街は異常だ、と言いながら僕もその異常な奴らの一員なのだ。

 家で国勢調査表への記入。そして保険屋さんに来てもらって生命保険の変更のための相談。新しい国民健康保険の遠隔地用の物を発行してもらうために市役所へ。
 一日が雑用で終わって。6時過ぎに銀座に向かった。

 今夜のライブは、銀座の櫛下。有楽町駅に8時前に到着。腹が減った、でも此処は銀座、安く食べる所は見つからない。数寄屋橋の交差点にハンバーガー屋さんがあったので、ハンバーガーを買って櫛下へ。

 ハンバーガーを食べ終わった頃に、前回も着てくれたお客さんが早めにやってきてくれた。いつものように、ビートルズナンバーを数曲歌って声だしリハーサルは終わった。そんな頃、浜田さんがやってきてくれた、今夜は、浜田さんの仕事仲間の人と、櫛下のマスターの声かけで集まった人達で店は賑わった。

 ライブは9時近くから始まった。いつものように、マスターの穏やかな語り口の挨拶から始まった。そして、10時半近くまで唄いつづけた。途中でやってきた飲み客をマスターが断っている姿を見た。せっかくのお客さんを帰して、ライブの雰囲気を大切にしてくれている。
 同世代に近い人達が多かった事もあって、僕の歌を理解してもらいやすかった。ライブ終了後も一緒に飲み語り。語りが弾んで、又ギターを取り出して、「影」と「天流」を唄ってしまった。するとみんなから思わぬおひねりを頂いた。気がついたら12時が近づいていた。

 満員電車で国分寺駅に着いたのは1時前。タクシー乗り場にはまだ長い行列はできていなかった。意外に早くタクシーに乗れて、家には1時過ぎに到着した。