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徳永写真美術研究所 Column


徳永写真美術研究所(TIPA)の日常コラムです。

晩秋の風景・香りを楽しむ日常

2010-12-01 | 日常生活のお話


12月に入りました。
秋を楽しむにはギリギリの時期。
しかし
どこかに行こうという意気込みはなく
休日は
ゆるゆると自宅で過ごしています。

居間の窓景です。



ちょうど紅葉が見ごろだなと
ソファに横たわりながら晩秋の山を愛でています。
先日
この窓から見える紅葉を
間近に体感できるブログ記事を発見しました。
3回に分けて“燃える秋”と題して掲載。


私が昔、バイトをしていた写真スタジオ・社長のブログです。
この山を往復32キロ、6時間かけて
登ったのではなく、走ったそうです。
走者のお歳は52歳か53歳。
スゴすぎます。





数日前に道端で拾った花梨です。

私にとって
秋の香りといえば
<金木犀>
次に
<花梨>

現在
とても甘いに香りを部屋中に放っています。
少量ながら
花梨酒を作ろうかと検討中。






 Yoshie

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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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放置された空間で植生観察を楽しむ

2010-10-25 | 日常生活のお話


金木犀の香りが漂うと
何度も深呼吸をする私です。

この季節
植物に目を向けると
冬の装いに
変わっていくさまを楽しめます。
しかし
心にゆとりがない時には
この微妙な変化は
見えないんですね。

数日後、冬型の気圧配置となるようです。
いっきに植物の様子が変化しそう。

今週は
美術鑑賞はひとまず置いて
自然観察に意識を向けようと思います。



私は週に一度
人工島に位置する学校に通っています。
いつも
一つ手前の駅で下車。
15分かけてゆっくりと
立体駐車場の屋上庭園を歩きます。

島ができて20数年が経ち
都市計画の中で植えられた植物は
すっかり住空間に溶け込んでいます。
いえ、それどころか・・・
最近では手入れを怠ると
足を踏み入れ難くなるほどの存在となっています。



現在、春以降は手入れがされていない状態。



あじさいの花は枯れたまま。



人の手が入らなければ
どの種類の植物が強いのか
一目瞭然でわかる風景が続きます。

結論としては
ツル性植物が圧倒的に強いことがわかります。

緑の回廊ではなく“怖廊”のような様子。

ここまで放置されている状態には
なかなか出会わないよねと思い
記録しておきました。



などなど・・・
想いにふけっているうちに
オフィス空間に到着。



左の建物が仕事先の学校です。
仕事モードに気持ちを切り替え
いざ、出講。




Yoshie

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秋の夜風と町衆の花火

2010-10-07 | 日常生活のお話


私は子供の頃より花火が好きです。

花火師の一瞬の美にかける気合いに感動します。

大阪ではPLの花火をはじめ
大規模な花火大会がたくさんありますが
私にとって
最も心に響く花火は
今回、紹介する町衆の花火です。



私たちの結婚式にて
媒酌人を引き受けてくださった親戚の招待で
この十年間
“川辺の花火(大阪市平野区)を欠かさず見ています。

この“川辺の花火
町内の秋祭りに際しておこなわれる
大和川河川敷での花火です。

時期は9月半ば。
暑さも過ぎ去り
肌寒く感じる季節におこなわれる
30分間ほどの町内会規模です。

この花火が何故
心に響くのか・・・
それは
「自分のための花火」と思えるほど
目の前で花火が上がるから。
そして
花火を仕掛ける花火師が見えるから。
いえ、それ以上に
町衆のお祭りに対する誇りを感じるからだと思います。

招待を受けた親戚宅には
おおぜいの親類・縁者がお祭りを機会に集まります。

花火が終った後も
夜遅くまで互いの近況報告の他
他愛のない話題に盛り上がり・・・
今年は
朝の4時まで話し込みました。



では
今年の花火をご覧下さい。









Yoshie

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雨の音

2010-09-27 | 日常生活のお話


先週の水曜日
30度を越す真夏日の事。
自転車で40分かけて歯科検診に行く道中
暑さにクラクラしました。

その翌日は10度以上も気温が下がり
冷房の効いた電車の中で
寒さに震えました。

季節柄
体調を崩している人を多く見かけますが
Takayuki・Yoshieともに
元気で過ごしております。



今日は
久しぶりに自宅に居ました。

朝は秋晴れでしたが
午後からは雲行きが怪しくなり
夕方からは豪雨。

裏の家はトタン屋根。
雨がトタンを叩く音が響きます。



トイレの小窓から撮影しました。

この雨の音
映画の効果音のごとく
“雨、降ってますよ!”という音がします。

日常生活の些細なシーンですが
トキメキました。



Yoshie


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メランコリックに回想する

2010-09-18 | 日常生活のお話


今週から
実家の建て替え工事が始まりました。



最後に家を訪れた日に
自分が育った空間を
記憶に留めるため
撮影しました。

言っても
何度もリフォームを重ねているので
昔の姿を留めている部分は
既に少ないことに気づきました。






この文字をなんと読むのだろうと
子供の頃
いつも凝視していた記憶があります。



母の婚礼箪笥が置かれていた場所。

35年前の青い畳が見えた時
一瞬、時間が交錯したように感じました。



とても恐ろしい空間に見えます。

ここは弟の部屋。
畳の上に絨毯を敷き
キャスター付きの椅子を置いていたため
畳が傷んだのだと思われます。



私の部屋のドアです。
小学生の時にかぎ針で編んだドアカバー。
このドアノブを握る感覚を
忘れることはないと思います。



両親が私のために購入した机です。

当時はおもちゃテイストの
多機能学習机が流行っていた時代。
親の価値観を理解できず
ありがたいとは思えませんでした。

この良さを認識できるようになったのは
高校生になってから。
今では持ち帰る事ができるのなら
手元に置きたいです。



私の部屋です。
家を出てからは母の部屋となっていました。



私が暮らしていた頃
気の向くままにピンナップしていた壁面。
Takayuki、Yoshieの初個展の案内や
恩師の個展案内、大切な人からの手紙など
思い入れのあるモノばかりです。

この壁面は
10数年前の状態でした。



実家の解体によって
私の過去は
見えない記憶になってしまいました。

柱の黒ずみや壁の質感を忘れずにいたいです。



Yoshie


【受講生募集中】

秋からスタートする

■写真講座・作品制作について学ぶ■
■シルクスクリーンプリントの基礎を学ぶ■

申込締切日 9月18日(土)

個別指導を基本とした少人数制の講座です。
受講者の進度にあわせた対応を致しますのでスキルは問いません。
意欲のある方をお待ちしております。


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