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徳永写真美術研究所 Column


徳永写真美術研究所(TIPA)の日常コラムです。

極東ロシアの旅2 幸せの時間

2017-12-28 | 日常生活のお話



2017年を振り返って印象に残る出来事は
極東ロシアを旅したこと。

拠点はハバロフスクでしたが
最も心に沁みた光景は
ユダヤ自治州の州都・ビロビジャンを訪れた時に出会いました。

今年最後のブログでは、そのことについて記します。




ビロビジャンはハバロフスクから西に150kmほど。
同じホテルに宿泊していたアレクセイという
片言の日本語を話す男性が移動を助けてくれました。

赤白のグラデーションシャツを着た男性がアレクセイ。



最初は電車で向かおうとしましたがチケットがとれず
乗り合いバスで向かうことに。

道中は思いのほか変化に富む風景でした。
車窓動画です。



3時間ほどの移動で着いた場所は静かな街。



この地に住む人たちの日常に入り込む状態でした。

特に何を観るわけでもなく、ゆっくり、街をさまようなかで
とても心地よい時間が流れている事に気付きました。

3種の映像をまとめた1分間動画です。


何気ない日常が輝いているように感じました。
これこそ “幸せの時間” ではないでしょうか。

この時間を心にとめておきたく
備忘録としてこのページに画像を置きました。



穏やかな気持ちで2018年を過ごせますように。

みなさま
よいお年をお迎えください。

Yoshie

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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。


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極東ロシアへの旅1 驚きの連続で・・・。

2017-10-05 | 日常生活のお話


極東ロシアへの旅を終えて一ケ月が経とうとしています。
お盆の帰省、海外旅行と続けて非日常の時間を過ごしたため
滞っていた用事の片付けに時間がかかり
報告が遅くなりました。

・・・というか
この記事は自分のためのもので
旅の記憶を記録として残しておこうと思い記します。

今回の旅はロシアの東端にある
ハバロフスクを拠点としました。

下の写真は飛行機が高度を下げ始めた時に撮影。
初めて目にしたロシアの大地です。

 

ナスカの地上絵の曲線バージョン?とも思えるこの図形は
アムール川の支流になりきれなかった水たまり。
雲形定規のごとく美しいフォルムで壮観な風景でした。



自宅を早朝4時30分に出てホテルに到着したのは18時30分。(時差+1時間)
長旅でしたが、実のところは成田空港で5時間過ごしたためで
成田ーハバロフスクは2時半の飛行時間。
とても近い場所にあるヨーロッパです。



<驚いたこと1>

ホテルに到着後
初めての街歩きで最初に驚いた光景がコチラ



ウスペンスキー教会前のライトの多さ!
目がくらむほどの明るさでした。
ハバロフスクは
深夜でも子連れで歩ける街で
24時間スーパーもありました。



<驚いたこと2>



ホテルの部屋からの窓景です。
右にアムール川、手前には美術館や博物館が連立する立地。
快晴の9月4日の朝でした。

ハバロフスクは北海道よりも北に位置するところ。
事前調査によると、この時期の平均気温は20度を切るくらい
10度を下まわる事もあるという情報をキャッチしていたので
寒さ対策万全の旅支度!

ところが





アムール川の岸辺では日光浴をする世界でした!



ダウンジャケットを着ている私はおかしな人状態。
むせかえるような暑さに驚きました。

あまりの暑さに風を求めて遊覧船に乗船。



1時間の遊覧は心地よく、ロシア語放送をバックミュージックとして楽しみました。



遊覧中、アムールの風を捉える事に励んだ動画です。

 




<驚いたこと3>

下の写真は観光名所に囲まれた広場です。



認識しづらいですが
画面中央は4車線道路がクロスする交差点。
しかし
信号がありません!
ここはバスや路面電車、馬も通行する場所
もちろん人間も横断します。

交通量がかなり多いのに
どうなっているのか観察すると
譲り合いです。
まずは歩行者が最優先、バスも電車も止まってくれます。
深夜に低いエンジン音を響かせながら爆走する走り屋さんの車も
私たちが道を横切ろうとすると止まってくれました。

このシステムには驚き!

ここでは急ぐ人はいない?
道行く人々は異様にゆっくり歩いています。
歩幅は長いはずなのに・・・
大げさですが
スローモーションの世界に紛れ込んだようでした。



<驚いたこと4>

女性がとてもオシャレ。
ギャルもおばあさんもメイクばっちり
特にアイメイクには時間がかかっていそうでした。
そのため
仕事以外でメイクしない私も
滞在中はしっかりメイク。
眉、はっきり描きました。

ファッションについては流行はなく
自分流を極めているようでした。
ただし
パンツはスリムパンツのみ。
楽ちんなダボダボパンツは見ませんでした。



上の写真は下校中の小学女子。
校則なのか皆、三つ編み。
髪留めが凝っていて
バックはキャラクターもの
注目すべきはタイツ
三者三様でカワイイ。
さすがにメイクはしてなかったはず。
たぶん。

いっぽう男性は
極めてオーソドックスでした。



<驚いたこと5>

滞在中、ちょっと遠出をと思い立ち
切符を買いにハバロフスク駅に行った時の事



ハバロフスクという街は
1858年に探検家のエロフェイ・ハバロフさんが
この地の植民地化をはかったことにちなんで
ハバロフスクと命名されたそうです。
・・・という事で
駅前にはハバロフ像がありました。



ハバロフさんは
鳥に好かれている事がわかりました。

駅構内の様子です。
まるで宮殿のような内装にびっくり。



写真左上の電光掲示板は時刻表。
列車の時刻はモスクワ時間表記なので
ハバロフスクでは-7時間となるはず。
しかし
7を引いても足しても
理解できない時刻が並び
文字も読めないし・・・
後ほど記しますが
全く英語が通じない世界なのです。
(1,2,3も通じない)
これでは手も足も出なくて
あっさり退散しました。


その後、わかったこと・・・

街の道路標識や交通機関の案内に
英語が併記されることはなく
英語が世界共通語の認識は全くなさそうでした。

これでは外国人旅行者はお手上げ状態
なので
ホテルのフロントに
<個人ガイド承ります。1時間〇ルーブル>

英語で書いてありました。
良心的な金額でしたが
ガイドを頼むのは
自分たちの旅のスタイルではないので
このサービスは利用しませんでした。

外国人旅行者の大半はツアー客で
大型観光バスにて移動
ツアーガイドの案内で観光する形が一般的みたいでした。



私たちが滞在していたホテルは
中国人、韓国人のツアー客で大賑わいでした。
(日本人ツアー客は見ず)

街で日本人に出会う事は殆どありませんでしたが
毎日、日本人の姿は見ていました。
コチラ



街中のバス停にこの看板がありました。
かなり有名そうです。
驚きました!!!

以上、驚きの連続編レポートでした。

次回は幸せな時間について記す予定です。

https://blog.goo.ne.jp/tipa-y/e/b15fab40bde20247ae8b83b2f9db3ffc


Yoshie


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徳永写真美術研究所
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はじめての<藍の生葉染めワークショップ>報告

2017-07-18 | 日常生活のお話


3年前
山暮らしを始めた事をきっかけに
園芸活動に励むようになりました。
当初から
その活動のなかに
藍を育て染める夢も含めていました。

昨年、その夢が実現
2年目の今年はワークショップを開催し
この喜びを皆で共有する事を目標としました。

現在
写真を専門に活動している私ですが

学生時代は染織を専攻していました。
そのため
新たな分野に挑む訳ではありませんが
はじめての事なので
第一回目はお友達に声掛けして開催。



今年3月に種を蒔き、5月に苗を植えた藍畑は
7月になると生葉染めができるまでに生育しました。



最初の作業は葉の摘み採り。

その後は



葉を洗い、ミキサーで砕き、染液を作り
染色作業開始。



今回のワークショップではハンカチ2枚を基本として
希望者にはストールも染めていただきました。



染液から出した直後は緑色ですが空気に触れると次第に青色へと変化します。



水洗時の揺らぐ青も美しいですが
仕上がったストールの風になびく光景がとても美しく



その様子を見ながら充足感にひたりました。

追記
今回、大学時代の後輩4人が参加。
染織を専攻していただけに仕上がりのクオリティが高く驚きました。

さすが。




記:徳永好恵


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冬の園芸報告

2017-03-05 | 日常生活のお話


園芸に情熱を傾けるようになって2年が経ちました。

私の情熱は底なし状態で、晩秋に新たなアイテムを導入。



玄関にビニールハウスを設置し
発芽に必要な温度を確保して苗栽培に着手しました。

現在は季節の節目
来週から春野菜の種を巻く予定です。

同時に
苗を植えるスペースを確保するため
日々、冬野菜の消費に励んでいます。



昨年は土の耕し方が足らず
カブのような短足大根でしたが
今期は立派なサイズで収穫できました。
写真右の白いゴボウのようなものは沖縄島ニンジン。
8ヶ月かけて仕上がりました。しっかりしたニンジン味です。



コチラは4ヶ月の栽培期間で仕上がったミニニンジン。
カワイイお姿です。



この冬、嬉しかった事は・・・
昨年秋の収穫物を日々少しずつ消費して
ほぼ、自家製野菜だけの食生活を達成できた事。



上の朝食は
ドレッシングとフレッシュ以外は
全て手作りの野菜で仕上げています。
かぼちゃと玉ねぎをペースト状にして作ったスープは絶品です。

しかし
成功ばかりではなく・・・失敗もありました。



紫キャベツを9個栽培していましたが
ネットを掛けていなかったので
ヒヨドリの食事となってしまった事。



ザンネン。


でもでも、新たな発見もありました。



昨年5月から実り始めたミニトマトは
なんと!
1月末の寒波がやってくるまで
常に80個くらいの実をつけ続けていました。



寒さが強まった12月頃からは
赤くならず、完熟の甘みがなくなりましたが・・・
ぬかに漬ける事で
新たなトマトの美味しさに出会えました!


もうすぐ、春本番
3年目の園芸活動が楽しみでなりません。


記:徳永好恵



私の日常業務である
徳永写真美術研究所活動のお知らせです。


現在
2017年度講座のお問合せ・お申込み対応中です。

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晩秋のイベント:窯開きならぬ焼き場開き

2016-11-26 | 日常生活のお話


先日、このようなモノを作りました。



手描きのTIPAフラッグです。



自宅にてイベントをおこなう時
門柱に立てようと思って作りました。



今回のイベントは焼き芋BBQ。



11月半ばのイベント故
寒いかも?と事前にお伝えしていたので
スキーウエア―でお越しの方もありました。

当日は陽射しが強く
ビーチパラソルを出そうかと思うほど。

この日は
前述の旗を作るだけでなく
気合いを入れて作ったのがコチラ



耐火煉瓦を敷いて焼き場を作りました。
煉瓦を敷いただけで大した作業ではありませんが・・・。

本来は石窯を作りたかったのですが
石窯は雨よけ屋根を作らないとダメらしく
そこまでの工事は出来ず断念しました。

という事で今回は
窯開きならぬ焼き場開きです。

我が菜園で育てたサツマイモを乙女5人で掘り出し



洗って、アルミホイルを巻いて・・・



落ち葉で焼きました。



サツマイモは
収穫後、時間をおくと甘味が増すのですが
お芋掘りして、落ち葉で焼き芋する事が今回の目的なので
フレッシュなお芋で焼き芋しました。

焼き芋後は・・・



日が暮れ、気温が下がった頃に
焼き場に豚汁鍋を置きました。

野外でフーフーしながら食べる豚汁は格別と自画自賛。

焼き場が始動して嬉しい一日でした。


記:徳永好恵




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