goo blog サービス終了のお知らせ 

徳永写真美術研究所 Column


徳永写真美術研究所(TIPA)の日常コラムです。

これから読む本

2010-03-13 | 美術に関するお話




明日からカバンに入れて、電車の中で読む本です。

「タイトルの魔力」
著者:佐々木健一
出版:中央新書

<紹介文>
絵画や彫刻の展覧会で
作品の傍らには必ずネームプレートが寄り添っている。
音楽、小説、詩、戯曲・・・・・・。
いずれもなんらかのタイトルが付されている。
(なかには「無題」というタイトルもある)
では、このタイトル、いつごろからどのように、
作品と不即不離の関係になったのだろう。
人の名前、商品のネーミングも視野に入れながら
藝術作品におけるタイトルの役割と歴史を考える
刺激に満ちた美学の冒険。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私は作品タイトルをなかなか決めることができません。
また、いったん決めたとしても
しっくりこなくて次の展示で変更したこともありました。

日本語の微妙なニュアンスを大切にして
タイトルを決めると英訳できなくて困ります。
ここ数年、
最初から英語でタイトルを決めるか否かについて悩んでいます。

何かヒントになることがあればと思い読む事にしました。



Yoshie


*********


2010年度TIPA写真塾
受講生募集中!

■講座一覧■
*写真講座1・2(基礎的なことから、秘法も公開?、作品制作まで)
*表現研究講座1(非銀塩写真の可能性を探る実験的な内容です。)
*表現研究講座2(写真表現の延長としてシルクスクリーン技法に取り組む基礎講座)
*シルクスクリーン研究科(技法体験の域を越えて作品制作に取り組みます。)



憧れの作家

2010-03-11 | 美術に関するお話


大学生の時、
「美術鑑賞」という授業がありました。
一年間、美術館やギャラリーを巡り
現代の美術の動向について考える内容です。
最終的に数本の展覧会をピックアップしてレポートを提出する授業でした。
当時は1980年代後半
この授業を受講していたのはたぶん1989年。
インスタレーションの形式をとった作品が多かった時代です。
ジャンルや技法にとらわれない表現が私の心を捉えました。
この時期は、毎日、京阪神のアートシーンを見続けました。
廻った数は一年間で200は軽く超えていたと思います。
その中で最終的にレポートで採り上げた作家は
三嶽伊紗(みたけ いさ)さん。

三嶽さんの作品を文章で説明するのは困難で
どうやって作品の魅力を伝えるかに悩んだ記憶があります。
その魅力とは人の無意識の感覚を揺さぶる魅力と言うのでしょうか。
未だに上手く説明できません。



今も憧れの作家さんとして
展覧会を楽しみにしています。



ちょうど現在、三嶽さんの個展が開催されています。

「微分する眼」
会期は3月27日まで。
会場はギャラリーヤマグチクンストバウ

私は初日のレセプションに伺い、ご本人とも少しお話できました!
以前、大学の仕事でご一緒した事もあり
私を「ヨシエちゃん」と気さくに呼んで下さいますが
自分にとっては今でも憧れの人。
話す時は微妙に緊張します。

レセプションには
学生時代に憧れていた世代の作家さんが続々と登場。
ドキドキ・・・。ソワソワ・・・。

初々しい気分が甦りました。



Yoshie


*********


2010年度TIPA写真塾
受講生募集中!

■講座一覧■
*写真講座1・2(基礎的なことから、秘法も公開?、作品制作まで)
*表現研究講座1(非銀塩写真の可能性を探る実験的な内容です。)
*表現研究講座2(写真表現の延長としてシルクスクリーン技法に取り組む基礎講座)
*シルクスクリーン研究科(技法体験の域を越えて作品制作に取り組みます。)




芸術活動の原動力 

2010-02-13 | 美術に関するお話


現在、京都で開催中の
“ポーランド・日本 現代写真交流展”は
ポーランドのJerzy Olek氏と日本の小本章氏の交友関係から
企画されたプロジェクトです。
しかし、
既に10年前・1999年に両氏の発案で
“Tomorrow is Today ”というタイトルの
日本・ポーランド交流写真展を開催した経緯があります。

実は
私はこの10年前のプロジェクトに参加しています。
初めての海外での作品発表でした。
実際にポーランドへ行って
作品展示・シンポジウム・パーティーと
作家としてのもてなしを受け
観光旅行とは全く違う海外旅行を経験。
今までの人生にはなかった充実感を味わう事ができました。
英語が堪能ではない私ですが
作品を介することで、こんなにも交流できるのだと
あらためて“芸術の力”を認識しました。

以来、時折、Olek氏と連絡をとるようになり
いくつかの東ヨーロッパ圏での作品展に誘われました。
しかし、毎回、作品を送るのみで、現地へ赴くことができず
今回、10年ぶりの再会!

ポーランドを訪れた時、
Olek氏の自宅に泊めて頂いた事もあり
今回、ご夫妻そろっての来日で
奥様のアンナさんとも会うことができ、うれしかったです。

ご夫妻をさりげなく撮影しようとしましたが
チャーミングなポーズで応えてくださり・・・



日本人にはない仕草のポーズで応えてくださったり・・・。



普通にポートレートを撮る事ができませんでした。



細々とでも作品制作を継続しているからこそ、
10年ぶりの再会が出来たということ。

こういう出会いは
芸術活動を継続しようと思う原動力の一つですね・・・。

しかし、もう少し英語を話せるようにならなければと思う私です。


Yoshie

2010年度TIPA写真塾
受講生募集中!
■講座一覧■
*写真講座1・2(基礎的なことから、秘法も公開?、作品制作まで)
*表現研究講座1(非銀塩写真の可能性を探る実験的な内容です。)
*表現研究講座2(写真表現の延長としてシルクスクリーン技法に取り組む基礎講座)
*シルクスクリーン研究科(技法体験の域を越えて作品制作に取り組みます。)



ライトアップ、微妙に・・・

2009-12-16 | 美術に関するお話

 
昨日、梅田界隈のギャラリーを廻りました。

そこで話題になったこと
それは
御堂筋のライトアップについて。



企画主旨
大阪のシンボルである御堂筋のイチョウを
イルミネーションで装飾することにより、
美しい「光のまち」としての景観を創出。
大阪を愛する人々に元気や希望を感じてもらうとともに、
他エリアからの来訪を歓迎し、町の賑わい作りを目指している。

会期・時間
2009年12月12日(土)~2010年1月31日(日)
17~23時



現在、御堂筋がとても明るいです。
100万個のLEDを使用してライトアップ。
防犯にも効果があるのではと思うほど
暗闇がない状態です。

しかし
もう少し美しいデザインにできなかったものかと・・・。
う~ん、微妙。
光の棒が立っているだけでは
ちょっとね。

今年は初回ということで
準備期間がなかったのでしょうか?

今後は“光の芸術”と思えるようなライトアップを期待したい。



Yoshie



福岡アジア美術トリエンナーレへ

2009-09-21 | 美術に関するお話


<夜行バスの旅、第二弾>

大阪から福岡(久留米)へ向かいました。
その目的は親戚の結婚式。

当日は快晴。
午前中の結婚式だったので、
清々しい空気の中、
式がとりおこなわれました。



披露宴は昼過ぎに終了。



その後
夜行バスの発車まで、時間をどう使うか。
福岡での初めてのオフタイムです。

誰と?
大宰府に住んでいる高校時代の友人と
8年ぶりに再会する計画を立てていました。

どのように?
私の独断で美術鑑賞に付き合ってもらうことにしました。

行き先は?
福岡アジア美術トリエンナーレへ。
通称“FT4”



このトリエンナーレは始まって4回目、
初回から、どのような国際展だろうかと興味がありましたが
現地へ行くには至らず見送っていました。

やっと、今回、他用と兼ねて訪問することに!



友人は現代美術を楽しめるだろうかと
気になりましたが
一般の人にも興味を持ちやすい作品が多くありました。

参加アーティストは
世界的に有名な作家も含まれていましたが
若手が中心。
そのため国際展の常連メンバーで構成される似たような印象ではなく
新鮮な印象を受けました。

個人的に最も興味を持ったのは
アン・ジョンジュ氏の知覚のズレを体験できる作品。
会場にはスクリーンの前にキーボードを設置。
観客がキーボードを押すと、
その音を発する子どもの映像が現れます。
観客はキーボードを使い好きに曲を弾く。
すると
スクリーンでは子供の声で奏でた曲に変換されます。
その演奏はどんな曲でもすさまじく調子外れ。
自信に満ちた子どもたちの表情にもかかわらず、
子どもたちと観客それぞれの頭のなかで鳴る音が
共有できない状態となる作品です。
腰砕けになりそうになりながらも、そのズレが癖になりました!

展覧会のボリュームについては
国際展なのでもう少し大規模なものかと思っていましたが、
数時間で見れる規模でした。
しかし
私の持ち時間にはぴったりでよかったです。



展覧会を見た後は、
友人と積もる話を語る時間を持ちました。
遠慮がいらない間柄なので気軽な場所で・・・
そう、博多では屋台でしょう!

おでんとラーメンを食べました。



絵になる風景です。

積もる話は途切れることなく
あっという間にバスの時間。
名残惜しく別れました。



Yoshie

■■■■■■■■■■ TIPA写真塾 ■■■■■■■■■■
 
只今、受講生募集中

すべて個別指導を基本とした少人数制の講座です。
受講を希望される方はお早めにお申込み下さい。