T島氏のジャズ本が売れた頃、ジャズ喫茶・四谷『イーグル』の店主 後藤雅洋氏が著した
『JAZZ OF PARADISE』(’88年刊 JICC出版局)
を小生も購入した。
必聴すべき101人のミュージシャンと各3枚ずつのアルバムが紹介されている。
その中に、ローランド・カークがいた。
3枚のアルバムは、
『WE FREE KINGS』(原盤Mercury)
『THE INFLATED TEAR』(原盤Atlantic)
『KIRKATRON』(原盤WarnerBrothers)
が掲載されていた。
この時は、これ程カークにのめり込むとは思っていなかった。
今は探し出せなかったのですが、ある本の中で後藤氏が推薦したアルバムがあった。
それが、
『Volunteered Slavery』(原盤Atlantic)
である。
CDでは音源を持っているが、あのジャケットをLPサイズで持ちたかった。中古盤を探し回った時期があるが、ついに出合わなかった。
今夏、180g重量盤で再発されたのを購入した。
『Volunteered Slavery』(Music On Vinyl MOVLP1163)
2013年1月号 『ジャズ批評』No.171 特集 ローランド・カーク大全集
の同アルバムの解説を、後藤氏が担当している。
CDで再発されるまで、聴いていた音源がある。
『The Art Of Rahsaan Roland Kirk 』(Atlantic SD2-203)
である。
今日は、この2枚組アルバムのA・B面と重量盤の聴き比べを行ってみた。
コンピレーション・アルバムは高域が強調されていない分、中域が分厚く感じ、音量を上げても落ち着いて聴くことが出来た。
オリジナル盤ならば...妄想!
ではでは。
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