『20世紀少年 -第2章- 最後の希望』が1月31日(土)から公開されている。
その1日前に、テレビ放映されたのが『もう一つの第1章』である。
『第1章』を見たことは無く、原作のアニメも読んだことはない。
しかし、この放送を録画し、昨日の朝から鑑賞したが、何とも懐かしい時代背景とと
もに、主人公たちの行動が、私自身のこどもの頃と重なって興味深く思った。
西暦2000年に40代を迎えるこどもたちが、’69年の時に、“秘密基地”に集まって
書き上げた『よげんの書』の内容が、現実のものとなっていく中で、主人公ケンジは、
その『よげんの書』を探し出す。
私にも“秘密基地”はあった。1日だけの“秘密基地”である。
秋に、刈り取られて天日干しされた後の藁が四角く束ねられて、田んぼの真ん中に
城壁のように積み上げられていた。
今考えれば、非常に危ない場所ではあるが、その積み上げられた藁の中が、うまい
具合に、こどもが数人入ることができるスペースがあった。
その場所を見つけた時に、ここにお菓子や本を持ち込んだことがあった。
別の頃には、マンガを描くことが流行った時期もあった。怪獣やロボットを描いて空
想の世界へ旅立っていった時もある。
ちょうど、映画と同じ時代の頃に、小学校の同級会があった。前回の同級会から20
年以上経っての再会であった。
「ケロヨン」を「ケロ」と略して呼んでいた友人もいた。
回想シーンを見ながら、これらのことを思い浮かべていた。
ラストに流れるT.Rexの「20センチェリー・ボーイ」が、カッコイイ!!
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