ノーマン・グランツは、クレフ、ノーグラン、ヴァーヴ、パブロというレコード・レーベルを創設したアメリカの音楽プロデューサー兼レーベル・オーナーとして知られています。
本当は教えたくないのですが、本ブログ訪問者は少ないのでお話することとしました。
今年、Analogue Productionsというレコード・レーベルが「パブロ」レーベルの一部アルバムのアナログ復刻を行っています。
国内盤発売がないので、世界中で引っ張りだこ状態になっています。
過去に発売していたころは、ジャムセッション的な録音が多いので、それほど関心がありませんでした。
今回の復刻の中の1枚に、ディジー・ガレスピー(tp)とカウント・ベイシー(p)がセッションした
『The Gifted Ones』(復刻盤は今年10月11日発売予定)
というアルバムがあるのですが、演奏が良く、さらに音質も良いんですね。
当時は、音質面が良いという風評はほとんど聞かれなかったんです。
このアルバムを聴いてから、密かに、「パブロ」レーベルの中古盤を探していました。
そこへ来ての復刻話ですから、いくつかを注文しました。
手元に、今日やっと2枚目のアルバムが届いたところです。
さて、本日のテーマのもう一つの流れがあります。
それは、作家・村上春樹氏の『デヴィッド・ストーン・マーチンの素晴らしい世界』(文藝春秋 2024年出版)の発刊です。
この本の影響で、チャーリー・パーカー(as)を聴き直しています。そのことは、別の機会に。
先日、レコード棚を整理していたら、出てきたんです。
ジョニー・ホッジス(Johnny Hodges) 『Creamy』ポリドール㈱盤 「予約限定盤」ヴァーヴLP名盤 コレクション・ファイナルとして1990年発売
購入当時は、モノラル録音盤を楽しめる音再生が出来ていなかったのでお蔵入り状態になっていたと思います。
発見した時は、お宝発掘を喜びました。
サンスイSP-LE8Tを真空管シングルアンプで駆動して聴きました。
録音された音を出来る限り再生してくれると、「音」が「音楽」を聴かせてくれます。
ジョニー・ホッジスを好きになるところまではいきませんが、このアルバムは、デヴィッド・ストーン・マーチンのジャケット絵 とともに、お気に入りとなりました。
ではでは。
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