ヒマ人クラブ

NO MUSIC NO LIFE! ジャズ、ロック、フォークが好きです。気ままにやっていきます。

続・蔵出し劇場 二人のビッグショー

2009-09-08 | 日本のフォーク・ロック(映像)

2曲目「春のからっ風」

イントロで岡林がハーモニカを吹き、1番、2番を唄う。

3番を、泉谷節が響き渡る。

3曲目「愛する人へ」

岡林の唄であるが、泉谷の横でギターを弾き、泉谷が唄う。

ここで、二人のビッグショー恒例の大型写真がステージに登場。

サイモン&ガーファンクルの歌に導かれ、岡林4枚、泉谷4枚の計8枚の写真。

ここで、泉谷一人のステージとなる。

彼はこの頃、津波に襲われた北海道奥尻島を救えとフォークゲリラを行っていた。

「オーレー!オレオレオレー!いずみやだぁー!」と唄い出し、

4曲目「なぜ、こんな時代に」を唄う。

会場を肩車され、2階席まで回る泉谷。会場は大盛り上がり。

岡林にステージを引き継ぐ。

岡林曰く、耕した畑をイノシシに荒らされた後のようで唄いにくいとジョークを飛ばす。

5曲目「ペンノレ」

岡林が岡蒸気セッション’93をバックに唄う。

エンヤトット・サウンドで、こちらも盛り上がる。

6曲目、二人に戻って「春夏秋冬」。

ラスト7曲目。「ランブリン・ボーイ」。

’60年代、岡林がソロで唄っていたときに、よく唄われた歌。

   今、いのる流れ者  この旅に幸あれと

   今、いのる一人旅  あいつに幸あれと

泉谷が岡林に、「いっしょに、いっしょに」といっしょに唄うことを小声で促す。

   一人残され  この世の終わりに

   あいつに会ったなら あの世で二人 また旅に出よう

泉谷の、岡林といっしょに唄っていることに対するよろこびが、顔いっぱいにあふれている。

一ファンであったころのような表情であった。

この二人にはまってしまったからこそ、フォークソングを聴いた。

ニューミュージックが台頭し、アコギからエレアコに持ち替えた泉谷、毒気を感じなくなった岡林から遠ざかっていった。

泉谷は還暦を機に軸足を音楽の場に戻し、岡林は日比谷で狂い咲きコンサートを行った。

唄い続けてきたエネルギーを感じた。

昔も今も、変わらないエネルギーを。

 

 

 


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