ヒマ人クラブ

NO MUSIC NO LIFE! ジャズ、ロック、フォークが好きです。気ままにやっていきます。

BAYSTATE SPIRITUAL JAZZ SERIES

2008-05-16 | ジャズ

世界初CD化、初回生産限定盤、紙ジャケット仕様

某ジャズ雑誌に載った広告に目をやった。

アーチー・シェップ(ts、ss)好きの私は、どうしようかと迷った。

何を迷ったのか。

シェップ参加のアルバムは当然の如く買いであるのだが、

他のアルバムである。

’70年代は、フュージョンの嵐が吹き荒れた時代で、ジャズ・ミュージシャンには辛い時代であったと聞く。

「BAYSTATE」というレーベルは日本のレーベルである。

これに、「シェップ」、「スピリチャル」などと重なると

いくらフリー・ジャズを聴くといっても、どうしても取っ付きにくい印象を受けてしまう。

まずは、シェップ入りの

『i know about the life  The Musical Genius of CHARLES GREENLEE』

注目は、女性ヴォーカリスト、ジーン・カーンである。6曲中3曲で歌っている。

その声質、声量に圧倒される。ブラック・コンテンポラリーでもアルバムを出しているという。

主役であるグリーンリー(tb)は、シェップのImpulse,Freedom,Black Saint盤等の諸作で共演している。

もう一枚、

『ROY BROOKS & THE ARTISTIC TRUTH / LIVE AT TOWNHALL』.

ロイ・ブルックスは、ホレス・シルバー(p)・クインテットのドラマーとして活躍している。

BLUENOTEにアルバムを残しているソニー・レッド(ts)やマイルス・グループに参加経験のあるソニー・フォーチュン(as)、コルトレーンと共演しているレジー・ワークマン(b)等の参加に購買意欲を刺激された。

両アルバムとも、オリジナル曲が良くスイングしており、最初の印象はどこかに飛んでいってしまった。

’70年代のハード・バップ~メイン・ストリームジャズは、日本やヨーロッパで作られている。

こうやって再発されることにより、この時代を支えてきた人たちにスポットが当てられんことを望む。

 


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