ヒマ人クラブ

NO MUSIC NO LIFE! ジャズ、ロック、フォークが好きです。気ままにやっていきます。

マイ・ブーム3

2008-04-16 | ジャズ(音源)

昨日、TBM創設者である藤井武氏を検索していて、前述の「ジャズ・オーディオ対談」のお相手である三上剛志氏のページにたどり着きました。

その三上氏のオーディオ・セットの凄さに圧倒されます。私にとってそのセットは、もう憧れを超えて、別世界の話になってしまいます。

しかし、音源は手の届くところにあります。

その音源の「音」が良くなるってことは、大変うれしいことです。

では、その対談から藤井氏の熱い想いをご紹介したいと思います。

『・・・どんなにシステムが良くたって、ソフトが悪かったらそれ以上のものは表現できない・・・

・・・ジャズで「いい演奏」を録るためには演奏者同士が顔が見えて目配せし合える、そういう状態がいいと僕は思ってます。録音エンジニアには我慢してもらって(笑)。その中で腕を振るってくれたのが神成芳彦さん。・・・

・・・マスターは24ビットのMO。情報量が多いからMOに入れるのは63分未満しか入れない。・・・

・・・中高域の輝かしさが違うかなという場合には、これは基準として保留して、もう一度マスタリングやり直します。補正してもう一回プレス、最初のOKしたMOと聴き比べて、これならいけるとなって初めてOKになる。もうほんとに手作り。だから同じCDソースでも倍の値段がしちゃうんです。・・・

・・・良い聴き手がいることが、良いジャズを育てるんですよ。・・・』

そして、もう一言。

ジャズ・ディスク大賞・最優秀録音賞選考後記から。

『このレーベルは、演奏、録音面で日本のジャズ・シーンを語る時には欠かす事の出来ないレーベル。・・・オンマイクで捉えたガツンと来る音は、ジャズ・サウンドの極致。・・・』(選考委員 藤井雄浩氏)

これらを読んだ後、早速パソコンに電源を入れ、ネット注文をしたのであった。

『ライブ・アット・ミスティ』山本剛  山本剛がハウス・ピアニストを務めていた「ミスティ」での74年クリスマス夜のライヴ録音。続編が2枚あるという。

http://www.gokudo.co.jp/ 三上氏のページです

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