以下のURLでフランス語文を聞いておりました。
http://www.lingq.com/learn/fr/workdesk/item/8021485/reader/
その中で以下のような文章が出てきました。なにに引っかかったかと申しますと、"attendait"という単語でした、聞いているとどうもattendreの変化形ではないかと思いまして、少し調べてみることにしました。
On vous attendait. =あなたを待っておりました。we were waiting for you.フランス語の語順はwe you waitとなりますので、この辺が英語と語順が異なります。
グーグルの検索フィールドに"how do I use imparfect verb in French?"と入力して検索して出て来たページの内の一つをご紹介します。下のURLを開いてみてください。
http://french-linguistics.co.uk/grammar/imperfect.shtml
すると attendaitはindicatifの中のimparfaitであることが解りました。このページではどのようなときにこの形態の動詞を用いるのかを述べています。また変化の規則を述べています。(ご注意:ページの日本語への翻訳に関してはページの作成者より許可を得ておりません。場合によっては削除する場合あります。)
表題:The imperfect tense in French
The imperfect時制は通常"was doing"あるいは”used to”と述べる時に用います。たとえば
il travaillait tres dur =彼は過去において一生懸命働いたものだ。
j'y allais souvent =私はしばしばその場所に行ったものだ。
avant d'avoir la voiture, je prenais le train=車を手に入れる前はよく列車を利用したものだ。
Imperfect時制の作り方。
上の例題から解るように、Imperfect時制は現在時制と同じように単一の動詞から成り立ち、通常以下の手順で作成することが出来ます。
*Nous (我々)に対応する現在形の動詞の-onsを削除し、基幹部分を残します。
*次に対応する適切な語尾 -ais, -ait, -ions, -iez, -aientを追加します。
例として動詞のdonnerを用いて一表にしました。Nousの場合のdonnerはdonnonsで基幹部分はonsを取ってdonn-となります。
je donn+ais => je donnais
tu donn+ais => tu donnais
il/elle donn+aut => il/elle donnait
nous donn+ions => nous donnions
vous donn+iez => vous donniez
ils/elles donn+aient => ils/elles donnaient
次に動詞の語尾が-irの動詞について、下の例ではFinirでNousの場合はfinissonsとなり、動詞の基幹部分はfiniss-となります。注意:現在形に-ss-があるようにimparfaitに-ss-がつきます。
je finiss+ais => je finissais
tu finiss+ais => tu finissais
il/elle finiss+ait => il/elle finissait
nous finiss+ions => nous finissions
vous finiss+iez => vous finissiez
ils/elles finiss+aient => ils/elles finissaient
(訳者注:という事はER,で終わろうがIRで終わろうが動詞の変化は同じという事になります。)
次は不規則動詞の場合で、ここではdormir(眠る)を取り上げます。Nousに対応する動詞はdormonsとなりますので、Imperfaitは以下のようになります。
je dorm+ais => je dormais
tu dorm+ais => tu dormais
il/elle dorm+ ait => il/elle dormait
nous dorm+ions => nous dormions
vous dorm+iez => vous dormiez
ils/elles dorm+aient => ils/elles dormaient
実際、Imperfait時勢はきわめて単純な結果となりました。なぜならnousの現在形がしばしばきわめて単純になるからです。
*動詞のほとんどが規則動詞、不規則動詞にかかわりなく動詞の原型より-r, -re, -oir, ireなどの語尾を削除したものです。
*規則動詞につく-irの場合、-ss-を忘れないでください。不規則動詞に-irが付く場合は単純に-irのみ削除します。
Etre(Eにアクサン付き)のImperfait時制
この動詞は特に例外で、nousの現在形はsommesですが、基幹部分はet-となります。以下その表です。
j'et+ais => j'etais
tu et+ais => tu etais
il/elle et+ait => il/elle etait
nous et+ions => nous etions
vous et+iez => vous etiez
ils/elles et+aient => ils/elles etaient
(訳者注:以上の説明によればほとんどの動詞(etreを除く)のnousに対応する動詞の語尾(-er, -re, -oir, -ire その他)を削除して基幹部に-ais, -ait, -ions, -iez, -aientを付ければ良いという事になります。これで過去の習慣や過去も進行形や、現在に至る直近の過去の進行形などは概ね対応できるという事が解りました。動詞の語尾を見て、過去形の一種だなとわかりますので、かなりのケースで動詞の語尾変化表を確認する必要がなくなります。文法には興味がないのですが、今日はすごい発見があって、楽しい学習ができました。)
(文責)金子 株式会社スリースカンパニー
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