秋田県横手市増田町 千葉建築のブログ

秋田県の県南、横手市増田町の工務店、(有)千葉建築のブログです。
よろしくお願いいたします。

発明

2010-04-18 05:35:07 | 自然と科学
4月18日(旧暦3月5日 五黄 先勝 戊戌)


おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。

昨日の雪には驚くばかりでした。日本を襲った低気圧とは別に、中国の地震、アイスランドの噴火など、世界的な天災が重なっています。

自然の前では、人間ができる対策は限られています。いかに被害を少なくするかが必要となります。


今から125年前の1885年(明治18年)の今日、「専売特許条例」という条例が公布されました。現在では「特許法」という法律に変わっています。

それを記念して、今日は「発明の日」となっています。

「発明」とは、今までに無かったような物を新たに作ったり、あるいは方法・アイデアを考え出すということであり、それによって社会的な利益や、産業の発展を進める意味でも重要なものです。


発明家といえば、アメリカのトマス・エジソンが有名です。彼は、白熱電球を発明したことが広く知られています。

しかし、白熱電球自体はイギリスのジョセフ・スワンがエジソンより前に発明しており、エジソンの発明は厳密には「白熱電球の改良による実用化」ということになります。

具体的には、1878年にスワンが発明した白熱電球の寿命は10時間ほどでしたが、1年後、エジソンはフィラメントの部分に「京都の竹の扇」を使用し、寿命を1700時間へと延ばすことに成功しました。

その後ゼネラル・エレクトリック社(GE)が電灯部門を作り、今日まで続く電化社会を実現させました。

時代は流れ、白熱電球は生産中止が決定し、蛍光球やLEDへと切り替えをしなければならなくなりました。


LED自体の考え方は20世紀初頭にすでにあり、発明も1924年に行われていました。

1993年、中村修二さんによって「青色発光ダイオード」の発明が大きく取り上げられましたが、勤務中の開発ということでその権利が裁判で争われたニュースもあり、特許や発明に関する問題提起もなされました。


中国を始めとして、経済発展のめざましい国による特許の出願が増えています。
日本もまだまだ色々な分野で、発明力の充実が望まれています。

また、「失敗は発明の父」というように、発想や視点を変えてみて試行錯誤することが、新たなものを生み出すという結果につながることがあります。

柔らかい発想で、楽しい世の中が実現できるような方向を目指してもらいたいと思います。


補助金やローンなどのご相談も承ります。
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