渡世の義理で永田町に来た。
開票から3日目だと言うのに静かすぎて
驚いてしまった。
圧勝とはこう言うものなのか⁈
議員会館の中は、一応入れ替わり議員の
移転の為に6台のエレベーターを養生して
空けてあった。
もうそろそろ、ごった返していると思っ
ていたが、ご覧のとおりである。
考えてみれば、今回の入れ替わりの数は
50人強だから当然かも知れない。
政権が交代する時は300を超える入れ替
わりがあったりするから、2〜3週間以上
ごった返すことになる。
自民が政権を取り返した時は凄かった。
党本部も静謐な時が流れていた。
国難の時ほど、ここはこうでなければな
らない。
それとも嵐の前の静けさなのか?
トットと用を済ませると、議員会館地下
の食堂で醤油ラーメンを食べた。
出汁の美味さもさることながら、焼き豚
の厚さが気に入っている。
それで600円なのだから言う事は無い。
コレを食す為だけに永田町に来てもらっ
ても良い位だ。
永田町を特別の場所と思ってはダメだ。
そう思うから階級史観に囚われてしまい
、コミュニストの思う壺にはまってしま
って民主主義を見失なうこととなる。
永田町の主役はあなた達なのだ。
永田町は、皆んなの憩いの場所位に思っ
て丁度いい。
それが健全な民主主義のあり方なのだ。
〈秋の日や 胸一杯に 永田町〉放浪子
季語・秋の日(秋)
10月26日〔木〕晴れ
訪ねた者は、皆んな頑張っていた。
日本のために頑張っていた。
非難したり揶揄したりする事は簡単だ。
何故ならば、そうする人の多くは当事者
ではない。
現場を知らぬ者は、いつでも批判する。