な・・なんと! 47年の時空を超えて三島由紀夫先生の肉声テープが発見された!?
東雲の薄明かりを透かして見ると、朝霜のように薄っらと降り積もる雪景色が見えます。
その中を今朝も新聞配達の少年が朝刊を届けてくれました。玄関ドアの郵便受けに差し込む
音がすると、私は起きていれば必ず「ご苦労様!」と声を掛けるようにしています。
取り出して一面を見ると冒頭の記事でした。戦慄が走りました。昭和45年二十歳の大学生
だった私が、市ヶ谷の防衛庁のバルコニーで拳をあげる三島先生の姿をテレビで見たときの
衝撃に似た戦慄でした。何故今になって、何故こんな時に、また不思議なことが起ころうとして
います。
3.11の後、実に毎年のように不思議なことが起こっているのです。天災の連続もそうです。
御岳山は霊山ですよ。阿蘇の地震も不気味です。桜島はさらにさらに不気味です。あそこは
7400年前にカルデラ大噴火を起こした喜界カルデラの北端です。このカルデラ噴火で西日本の
縄文人は死滅しました。火山噴火予知連絡会によるとカルデラ噴火は地質の研究から約6000年
周期で起きているそうです。最後の噴火が7400年前ですからもういつ起こってもおかしくない。
地震についてはなおさらです。地震年表を繰ってみると、どの時代も火山噴火を伴い、5年10年と
地震が続くと世の中が乱れます。250年間太平の世が続いた徳川政権でも天保時代に入ってから
35年間続いた地震で約5万人の死者をだしました。幕府の財政が破綻するのはあたりまえですよね。
35年後の維新で官軍の前に次々と親藩・譜代の藩まで手をあげていったのも頷けます。
今日、日本は21世紀に入ってからM7以上の地震が毎年どこかで起っています。そして東日本
大震災です。前述のように噴火の懸念に加えて、直下型、東海・東南海連動地震が起こればこの国は
どうなるのでしょう。「だから、東北の復興を急がなければならない」と、全国から復興支援に集まっ
てくださった自衛隊のOBの前で話したことがあります。
そしてこうも付け加えました。「この災害に乗じて、中共の工作員が騒擾を起こした隙に、尖閣に
大挙中共軍が押し寄せてきたときにはどうなります。警察と自衛隊は国土を守れますか?」
ちょうど瀑買いや土地の買い占めが横行していた時分です。いまとなってはもう尖閣どころ
ではない。国自体の存続も危ぶまれるでしょう。2500万人の海外来航者の中に0.1%の工作員
を紛れ込ませていればすでに国内には内応者もいるのですから混乱させるぐらいは楽勝でしょう。
あとは想像がつきますよね。全国40万の警察官で武装集団と戦えるのは10万もいません。
そんなときに、今上の玉音です。トランプ大統領の登場です。韓国の分断工作です。そして、
「憲法を改正して国体を守るために決起せよ!」と叫んで諌死された三島先生の霊が現れた。
神ながらを思うと戦慄が走ります。
三島事件は、若い方にとっては歴史上の事件ですよね。昭和45年のこの事件は、当時20歳だった
私からするとちょうど47年前の関東大震災の記事を見ているようなものでしょう。
実感が湧かないのも当然です。
ですが、歴史は切れ目なく徐々に変化しながらある日突然に動き出すもの。天災も同じです。
半径5メートルの生活の中から少し飛び出し、歴史の流れの中に身を置いて考えてみてください。
貴方の恋人の為にも、将来の家族の為にも。
一月十二日(木) 時々日は射すものの、終日雪模様
6:00 起床、朝刊を見て驚愕
7:00 三島先生の本を読みながら朝食
9:00 灯油を買いに走る。
10:00 資料整理
12:00 昼食ののち散歩
15:30 九州よりレターパック届く、有難し。
18:00 ブログ
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