みちのくの放浪子

九州人の東北紀行

みぞれ雨

2017年01月04日 | 俳句日記

 今朝から雪混じりの雨が降っていました。雪の名前を検索すると「みぞれ雪」という名称が

あります。ただ「霙」とするよりも風情がありますね。

 九州で見る雪は、綿雪や牡丹雪がふつうですのですぐに溶けてしまいます。その点北国は

バリエーションが豊富で面白い、顕微鏡で覗けばもっと楽しめるのでしょう。ただし二年前の

大雪には閉口しました。楽しむどころではない、東北人が忍耐強いのがよく分かりました。

 ということで、今日は川へ行くのを控えました。アイには申し訳ないけれども、昨日よりも

気温は下がっているようです。菩薩様には及ばぬ身なればお許しを乞いたいと思います。

 

一月四日 みぞれ雨、午後には止む。

六時 起床。一段の寒身に染む。

    黎明の薄明かりの中に、白く雪が降る。

    川へ行くを断念し、朝のお勤めを済ませ雑煮を頂く。

    明日は小寒、寒さはこれから。

      縁覚も 襟を寄せたり みぞれ雨

                           放浪子