みちのくの放浪子

九州人の東北紀行

桃と巣立ち雛

2018年02月25日 | 俳句日記

又美しく桃が咲いている処を見つけた。
それはスーパーへの道筋の路地裏にあった。街を湿らす程度の春雨に濡れて、桃
色がしっとりと美しかった。

どこからか鳥の声がする。
裏山の林の中か⁈と思ったが、それにし
ては近い気もする。
2階家を覆い隠す桃の木に近づいた。

ん⁉︎やはりこの中か?。
花枝に目を凝らして探してみた。
居た居た、メジロだ。左右に体を揺すり
ながらチロチロと啼いている。

昨日飛び交わしていた仲間は何処に行っ
たのだろう。
声が小さく聞こえるのは、鳴き初めた巣
立ち雛だからかも知れない。

メジロは、目で追うのに苦労するほど忙
しく枝を移動する。
一枝に留まっているのは、親を待っているからか?この雨の中。

〈風邪ひくな いじらしき哉 巣立ち雛〉放浪子 季語・巣立ち雛(春)

2月25日〔日〕小雨
平昌オリンピックが終わった。
冬季では史上最多のメダル数を獲得した
ということだが、そんなことはどうでも
いいことだ。
緊迫した極東情勢の中で、日本人選手が
どう世界の目に映ったか。
強さは競技の世界であるから勿論だが、
好感度が大切だったのである。
その点日本のアスリートは満点だった。
これで、安倍首相も河野外務大臣も外交
が行い易くなった。
国民は選手に感謝しなければならない。